








バイクのエンジンを久々に掛けようとする時は、ちょっとバッテリー上がりが心配。小まめにバッテリーは充電しておきたいですよね。
通常のバッテリー充電器では、コンセントがある場所でしか使用できないので、屋外にバイクを置いている人にとってはかなり不便です。
だからといって、いちいちバッテリーを取り外してコンセントのある部屋まで持って行くのは、なかなか面倒な気分になっちゃいます。

デイトナの『バッテリー充電器ポータブル』なら、なんとモバイルバッテリーでも充電が可能。屋外駐車でバイクカバーをかけた状態でも、ひっそりと充電しておくこともできます。
ということで、この記事ではデイトナ『ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブル』について、実際の使用感を中心に詳しく解説!

ダッズな”いい歳”をほど良くバイクで楽しむ趣味ブロガー。住宅&建設業界で30年。2015年に木造30坪ガレージハウスを建てたスポスタ乗り。「作り手×売り手×買い手」の経験を活かし、全方位的な視点でバイクと楽しむガレージライフを提案するブログ『メリーガレージ』を運営中。
モバイル電池でバッテリー上がりの問題解決!

『ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブル』は幅広いバイク用品でお馴染み、安心と信頼の老舗ブランド「デイトナ(Daytona)」の商品。
明快なディスプレイ表示で、現在の充電状況がとても分かりやすいという特徴があります。ここでは、商品概要について説明します。

デイトナが展開するバッテリー充電器には、スタンダード、ハイスペック、ポータブルの3つのモデルがあり、それぞれ特徴が異なります。
自動車に使えなかったり防水機能が無いのは残念ですが、モバイルバッテリー等からUSB給電ができるのはポータブルモデルだけ。
ガレージが無い場合や宿泊先の駐車場など、コンセントがなくてもバッテリー充電ができるポータブルモデルが最も重宝しそうです。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルの内容は、充電器本体とクランプ接続コード、車両接続コードのほか、簡単な説明書のみ。
クランプ接続コードは汎用性が高いのが利点ではありますが、シートやカバーを外してバッテリーから直接つなげる必要があります。
一方、車両接続コードはカプラーオンで簡単に接続できますが、別で車体接続ハーネスをバッテリー側に取り付けておく必要があります。

デイトナのディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、バイク用12Vバッテリー専用のバッテリーチャージャーです。
まあまあの大きさはありますが、持ち運びができるくらいにはコンパクトなので、ロンツーでもバッテリー上がりの心配なし。
| 規 格 | バイク用12Vバッテリー専用 |
|---|---|
| 対応バッテリー容量 | 2.3Ah〜28Ah |
| 入 力 | AC 100V USB PD 20V1.5A |
| 出 力 | DC12V1.25A |
| 対応バッテリー種類 | ・ベント型バッテリー ・シールドバッテリー ・VRLAバッテリー ・ジェルバッテリー |
| サ イ ズ | 幅:180mm 長さ:110mm 高さ:59mm 重量:500g |
ジャンプスターターのように無理やりエンジンを始動させるものではなく、ゆっくり時間をかけてバッテリーの充電を行うものなので、バッテリー上がりを今すぐ何とかしたい!という場合には向いていません。
よーちゃバッテリー上がりに使うと満充電まで10時間はかかります。
モバイル電池でバッテリー上がりの問題解決!

ここからは、多くのバイク乗りに選ばれ続けるデイトナの『ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブル』の魅力について詳しく解説。
愛車のバイクがバッテリー上がりで困ることがないよう、ぜひバッテリーチャージャー選びの参考にしてみてください。
バッテリー充電器ポータブルの特徴10選!

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、初心者からコアな愛好家まで、長くバイクライフを楽しめる環境を提供し続けるデイトナ製。
バイクアイテムからツーリング用品、ライディング用のアパレルまで、ユーザーのニーズに深く寄り添い、品質・デザイン・安全性・快適性にこだわった商品を幅広く展開しています。
ライダーがバイクを心ゆくまで楽しめる環境ごと提供している点が、厚い支持を集める理由。バッテリー充電器選びでも選択肢から外せません。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、電源に繋ぐ前の状態でバッテリーのプラスとマイナスに接続すると、電圧が測定できます。
先に赤いワニグリップをバッテリーのプラス側に接続し、次に黒いワニグリップをマイナス側(無ければ車体の鉄部)に接続。
充電が必要かどうか、この時点である程度確認することができます。簡易的なテスターとしても使えるのでとっても便利ですね。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、ポータブル発電機の電源やモバイルバッテリーからも電源をとることができます。
従来のUSB規格よりも多くの電力をより高速供給できるように定めた規格Power Delivery(パワーデリバリー)に対応したType-Cポートを搭載。
その上で必要なモバイルバッテリーの出力は60W以上です。20Wや45Wでは充電がされなかったり、画面がつかなかったりするので要注意。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルはその名の通り、バッテリー充電の進捗が分かりやすい特徴的なディスプレイが付いています。
現在の電圧やバッテリー状態の判定、充電開始からの経過時間などのほか、充電完了までの残り時間も表示されるのが嬉しいポイント。
特に充電っていつ終わるか分からなくて困ること、多くないですか?こうやって数値で分かると後の予定が立てやすくて良いですね。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、バッテリーの状態に合わせた5つのステップで充電する方式を採択しています。
Step1.サルフェーション除去
バッテリーの状態が劣化している場合にサルフェーション除去を実行。
Sreo2.ステップチャージ
電圧を14.8Vまで一定の電流で、かつ75%までの充電を開始。
Step3.セーフティーチャージ
75%以降はバッテリーの負荷を軽減するため、ゆっくり満充電まで充電。
Step4.ストップ判定
充電を30分ストップさせてバッテリーを落ち着かせてから、良否判定。
Step5.メンテナンスチャージ
充電完了したバッテリーを監視。自己放電により電圧が下がる場合、自動で充電。
充電後はバッテリーが安定したところで正確に判定を行なってくれます。充電が完了したら勝手に終ってくれるところが安心です。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルのディスプレイは、画面ライトをオフにすることもできます。(充電は継続します)
この機能で何が便利かって、夜間の屋外駐車場でバイクカバーを掛けた中でも、目立たずひっそりとバッテリー充電ができるところ。
バッテリー充電はどうしても長時間になりがちなので、その場を離れる際のリスクを少しでも減らすことができるのは有難いですね。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルには、ワニグリップ式のクランプ接続コードのほか、車体接続コードが付属されています。
これをバッテリー側に取り付ければ、カプラーオンのワンタッチで充電を開始することができるのでとっても便利。
付属のワニグリップはちょっと小さめで、少し握りにくい感じもあるので、ハーネスのカプラー接続は安全面でも良い選択だと思います。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルには、充電中の盗難防止としてワイヤーロックが通せる7Φホールが設けられています。
コンパクトさという利点は、逆に盗難に遭いやすいというリスクも抱えているので、特に屋外や夜間での充電では対処しておきたいです。
ちなみにワイヤーロックは付属していないので、自分のバイクの充電ポジションに合わせて必要な長さを検討してみましょう。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、放置された鉛バッテリーに発生するサルフェーションの除去が可能です。
バッテリーのサルフェーションとは、バッテリーが放電した際に電極板に生成される硫酸鉛の結晶が硬化し、電極板を覆ってしまう現象。
バッテリーの劣化につながるサルフェーションを除去してくれることによって、バッテリーの寿命を伸ばす効果があるのは安心ですね。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、充電器本体の側面にコードを巻いてコンパクトに収納できるので、持ち運びの支度が早くて便利。
とはいえ、コンセント差し込み電源コードと、バッテリー側へつなぐクランプコードの二本を巻き付けるので、まあまあゴワゴワします。
収納袋に入れやすくなるよね、と言った程度ですが、掛かりを設けてコードを巻きつけやすくしてある作りは、嬉しい気遣いですね。
モバイル電池でバッテリー上がりの問題解決!

ここからは、デイトナ『ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブル』の使用に際して、注意しておくべきポイントをまとめます。
バッテリー充電器の購入を検討されている方は、思ってたのと違う!と失敗することのないよう、絶対に読んでおきましょう。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、今すぐバッテリー上がりのバイクでエンジンをかけたい!という場合には向いていません。
そもそもジャンプスターターとは違うからです。バッテリー上がりの状態からでも充電はできますが、めっちゃ時間がかかります。
ただし、長期間の放置や、80%以上放電した状態で24時間以上経過、頻繁な放充電を繰り返しているバッテリーなどは充電が困難です。
よーちゃ僕のハーレーでは、バッテリー上がりからの久々の充電で、約10時間かかりました。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、モバイルバッテリーでも充電することが可能ですが、給電したままの放置には注意が必要です。
バッテリーを充電中、モバイルバッテリーが絶対に落下することのないよう、きっちり対策しておきましょう。
近年、モバイルバッテリーが衝撃を受けた際に発火する事例が多発しているので、他者の接触や強風にはくれぐれも気をつけましょう。
よーちゃちょっとでもその場を離れる時は、モバイルバッテリーが落っこちないように!

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルには、防水機能が付いていません。雨天が見込まれる日のバッテリー充電は絶対に避けましょう。
デイトナのバッテリー充電器シリーズでは、スタンダードモデルやハイスペックモデルが防水機能に対応しています。
その代わり、モバイルバッテリーでの充電には対応していないといった決定的な特徴の違いがあるので、モデル選びは慎重に行いたいところ。
よーちゃ屋外だとしても、屋根のある駐輪場でバイクカバーまで掛ければ何とか凌そうですね。

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、鉛バッテリー専用です。鉛バッテリー以外のバッテリーを充電しないでください。
また、直流電源など、バッテリー充電以外に使用してはいけません。充電器が加熱して、バッテリーの液漏れや発熱、爆発の原因になり得ます。
あくまで二輪自動車12Vバッテリー専用なので、リチウムバッテリーなどには使用することはできません。用途外使用は厳禁です。
よーちゃバイクやバッテリーをよく知らない家族や子供が勝手に使わないよう、保管にも注意!
モバイル電池でバッテリー上がりの問題解決!

ディスプレイ付バッテリー充電器ポータブルは、モバイル電池でもバイクのバッテリー充電ができるという、秀逸な商品です。
コンセントが確保できない屋外駐車場でも、バイクカバーを掛けてひっそりとバッテリーを充電することができます。
バイクでの楽しい出先で、バッテリー上がりに見舞われないために、日頃からバッテリーメンテナンスで充電状態を確認しておきましょう!
モバイル電池でバッテリー上がりの問題解決!
よーちゃそれではまた!
楽しいガレージライフを♪
To Be Continued