





バイクは楽しい乗り物ですが、万が一、転倒したら怪我をする可能性がとても高い乗り物です。安全・安心な運転はバイク乗りに不可欠。
しかし、どんなに自分が安全運転をしていても、無謀な対向車や不注意な後続車に突っ込まれでもしたら、簡単に転倒しちゃうのがバイクです。
安全面を考えたらプロテクターの着用は必須。でも本格的なバイクウェアって、高価なのでそうそう簡単にいくつも手が出せないですよね。
そこで、インナープロテクターという選択肢。プロテクター入りのインナーを着れば、アウターには好きな服を自由に選ぶことができます。
この記事では、デイトナのインナープロテクター「HBP-018」について詳しく解説。実際に3年以上使っている感想も合わせてどうぞ。
この記事を読めば、あなたのガレージライフを豊かにするヒントがきっと見つかります。
建設業会社員|二級建築士|愛車XL883L
バイクガレージが大好きな趣味ブロガー。住宅&建設業界で30年の現役会社員。2015年に木造30坪ガレージハウスを建てたスポスタ乗り。「作り手×売り手×買い手」としての経験を活かし、全方位的な視点で「バイクと楽しむガレージライフ」を提案するブログ『メリーガレージ!』を運営中。
これでバイクウェアは自由自在!
インナープロテクターを着れば、普段着の好きな服をバイクウェアにできるので、ライディングファッションの選択肢が劇的に増えます。
普段通りに着回しも洗濯も、好きなカラーリングのチョイスも自由自在。バイクを停車した後も、自然な格好で歩き回れるのも気が楽です。
従来のバイクウェアよりもデイトナ「HBP-018」は、より肌に近くプロテクターがフィットするので、守られている感がすごくあります。
街乗りやチョイ乗りで時速60km程度なら、デイトナ「HBP-018」の上に普段着を羽織れば、すべてのアウターがバイクウェアに早変わり。
でも、高速道路では強い走行風で衣服がバタついたら運転に差し支えるので、自由なアウターとは言えそこはしっかりと配慮したいところです。
バイクの操作性への影響
ストレッチ生地のおかげで全く違和感なし。むしろゴワゴワしたライディングジャケットを着ないで済む分、軽くて身軽!
バイクの乗り降りや、お店の中へ入った時などの動きも併せてとっても楽です。
地域によって程度は異なりますが、まず絶対的に言えることは「春と秋はこれでバッチリ!」と言った印象です。めっちゃ丁度いい。
猛暑だけはちょっとキツイかなぁという感じ。通常のライディングジャケットのように停車時にパッと脱げないので、基本、着たままで汗だく。
逆に寒い時期は、インナープロテクター自体が身体を温めてくれるので、中に着こむしかない従来のバイクウェアよりも防寒対策が豊富です。
着用する季節への影響
夏は薄手のポロシャツを羽織れば大体OK。冬は中に重ね着して、外にダウンやブルゾン、何なら小洒落てコートもイケます!
通常なら、夏用冬用それぞれでライディングジャケットを買うわけで、何とも経済的です。
大きめのハンガーを用いても肩のプロテクターの中心まで届かないので、生地が伸びて型崩れしそうな気がしてちょっと心配です。
最も良い方法は畳んで置いておくことですが、この場合、プロテクターを外さないと綺麗に畳めないのでちょっと面倒かも知れません。
装着するとケンシロウみたいな胸板になるので、スリム系な普段着はピチピチします。大きめのアウターがない人は別に用意するハメに。
インナープロテクター全般に言えること
機能性重視なので仕方ないですが、絶望的なくらいガレージ映えしません。バイク用品なのに基本、クローゼットです。
僕はインナーパンツから履きますが、妻はそれを「エガちゃんパンツ」と呼んでます。
普通のジーンズもサラッと履ける!
ヘンリービギンズ(Henly Begins)は、デイトナが企画・製造するツーリングブランドで、バイクウェアやバッグなどを幅広く展開しています。
他社製品にもバイク用インナープロテクターはありますが、ここでは、ヘンリービギンズのインナープロテクターにはどんな特徴があるのか解説。
ヘンリービギンズ(Henly Begins)は、オートバイパーツメーカーのデイトナが企画・製造するツーリングブランドです。バイクウェアやバイクバッグなどの製品を展開しています。
ヘンリービギンズの製品は、流行り廃りを感じさせない普遍のアイテムとして、大人の審美眼に耐えうるバイクライフスタイルウェアがコンセプト。
『おとなの休日』を楽しんでもらうために、バイク乗りの視点でライディングバッグやウエアをつくり出す「ヘンリービギンズ」。デイトナオリジナルブランドです。
引用:Daytona
Amazonで購入者した人の中には「ヘンリービギンズというだけで安心」という口コミもあります。
デイトナ「SAS-TECバイク用インナープロテクターHBP-018」は、CE規格、JMCA推奨、瞬間硬化、耐切創(HPPE)、ストレッチ生地を採用。
SUS-TEC(サステック)のプロテクターはソフトな装着感がポイントで、弱い衝撃は柔らかく吸収しますが、強い衝撃を受けると硬化して吸収する粘弾性素材を採用しています。
プロテクターは両肩、両肘、胸に2枚、背中に1枚の全7枚セット。背中の黄色いプロテクターは汗で色落ちしますが、品質に問題なし。
※メーカー公表のCEレベル
胸 Lv1 / 肘 Lv2 / 肩 Lv2 / 背中 Lv1
CE規格とは?
ヨーロッパで設けられている安全基準で、欧米でプロテクターを販売する際はCE認証が必須。CEレベルには1と2があり、レベル2のほうがより厳しい安全基準。
デイトナのインナープロテクターにはいくつか種類がありますが、中でも特におすすめなのが耐切創タイプの「HBP-018」という商品です。
画像で示すグレー色の部分が耐切創(HPPE)の生地に該当する部分ですが、カッターの刃で切ろうとしても引き裂くことができません。
バイク転倒時には身体が路面を転げて切り傷やすり傷を負いやすいです。激しい回転でも擦り切れにくい生地で防御力を高めてくれています。
【HPPEマテリアル】
引用:Daytona
耐切創繊維(切れにくい機能性繊維)として、機械的防護手袋の要求性能試験「EN 388:2016」の回転刃試験にてレベル4を取得した生地と同等の生地を採用。
画像に示す黒い部分は、窮屈さから解放してくれる伸びやかなストレッチ生地です。まるで薄手のジャージのような着心地でバイク運転をサポート。
SAS-TECのソフトなプロテクターと耐切創(HPPE)生地は、ストレッチ生地との相性バツグンで、インナーとしての一体感が増しています。
デイトナのインナープロテクターのラインナップには、夏場の厚さ対策に特化したメッシュタイプもあるので、暑がりの方は要チェックです。
ちなみにストレッチ生地は耐切創じゃないので、カッターでいたずらしちゃダメです。
デイトナ(DAYTONA)と言えばもちろん、「バイクを愛するすべての人に」をテーマに掲げた、様々なバイク用品を手掛ける一流ブランドです。
数あるインナープロテクターの中でデイトナ製がズバ抜けて人気な理由は、バイクに乗る人のために徹底してこだわって作られたその品質の高さ。
一般的なプロテクターより高い衝撃吸収と、CE規格を大幅に上回る保護性能で「おしゃれ着で出かけよう」のキャッチフレーズが心強いです。
バイク乗りの自由なお洒落を楽しもう!
僕が実際に購入して愛用しているのが、デイトナ『SAS-TECバイク用プロテクターインナーウェア耐切創(HPPE)HBP-018』です。
購入を検討するなら、事前に確認しておきたい疑問もあるでしょう。愛用者の僕が、公式サイトの見解を合わせて実際の画像で解説します。
プロテクターは取り外しが可能です。しかも、SAS-TECプロテクターに対応したデイトナの他のジャケットやパンツにも転用が可能。
プロテクターはそれぞれ内側のポケットに入っています。簡単にポロっと落ちないよう、返しの布がついているので取り外しには若干苦労します。
プロテクターは柔らかいので、ちょっとの握力で簡単に曲がります。ポケットからの出し入れは、少し折り曲げてやるとやりやすいです。
インナー自体はプロテクターを取り外せば、洗濯機での洗濯が可能です。ただし、公式では洗濯ネットの使用を推奨しています。
天日干しが一番ですが、僕は浴室乾燥機で乾かしたりもします。縮んだらイヤなので「いわゆる乾燥機」にかけたことはありません。
取り外したプロテクターについては、素材の水分吸収率が1%以下と低いため、手洗いが可能です。くれぐれも洗濯機では洗わないよう、ご注意。
強い衝撃を瞬間硬化で吸収するSAS-TECのプロテクターですが、衝撃を受けることで性能が劣化することは少なく、通常で10年使用可能です。
一般的なプロテクターのEPS素材やシリコン、ウレタン素材をはるかに上回る抗衝撃性ですが、衝撃の程度によりにもよるのでご注意ください。
クネクネ動かしてみて違和感があったり、目視でヒビ割れが確認できるようだったら、交換した方が良さそうです。デイトナ公式ではプロテクターだけの販売もしているので安心。
本製品はモーターサイクルライディングウェアとしての快適性および安全性を重視して開発されておりますが、転倒時など外部からの衝撃に対して、身体を完全に保護できるものではありません。ライディング時は常に安全運転をお願いいたします。
引用:Daytona
画像は公式のサイズ表です。WFサイズがレディースサイズに該当します。商品によってはレディースサイズがないモデルもあります。
自分の体にフィットするものを選びましょう。サイズが合っていないと、プロテクション効果が充分に発揮されない場合もあって非常に危険。
ライディングにも支障をきたす恐れがあるのでサイズ確認は大切です。サイズ表の数字が重複している点がポイント。「フィットするもの」とは、サイズダウンも含めて検討を意味します。
これでバイクウェアは自由自在!
どんなに自分が安全運転をしていても、無謀な対向車や不注意な後続車に突っ込まれでもしたら、簡単に転倒しちゃうのがバイクです。
安全面を考えたらプロテクター入りのライダージャケットの着用は必須ですが、高価な商品なので何着も購入するのは難しいですよね。
そこで、自分の好きな服をバイクウェアにすることができるデイトナのインナープロテクター「HBP-018」は、とってもおすすめです。
本当に切れない?破れない?検証はこちらの動画も参考になります。
バイク乗りの自由なお洒落を楽しもう!
それではまた!
楽しいガレージライフを♪
To Be Continued