週末のたびに愛車をメンテナンスする時間が至福のひと時。でも、もっとガレージを活かして快適に作業できたら嬉しいですよね。
バイクガレージに便利な機械工具を導入すれば、愛車のカスタムやメンテナンスがスムーズになり、作業効率が飛躍的にアップ!
この記事では、自宅ガレージで気軽にバイク整備を行うためのリフトや機械工具の選び方を、初心者にも分かりやすく解説していきます。
本格ガレージを作り込みたい人は参考になりますよ!
便利な機械工具や装置を使うことで、対応できる車両整備の幅が広がり、これまで以上にガレージライフが楽しくなること間違いなしです。
ということで
この記事のトピックは3つ!
- カスタムやメンテナンス作業を快適にする機械工具をピックアップ
- バイクガレージを自分だけの工房にする機械工具選びのポイント!
- ガレージ作業の効率UP!おすすめのバイクリフトや機械工具たち!
といった内容で詳しく解説!
この記事を読めば、あなたのガレージライフを豊かにするヒントがきっと見つかります。
建設業会社員|二級建築士|愛車XL883L
バイクガレージが大好きな趣味ブロガー。住宅&建設業界で30年の現役会社員。2015年に木造30坪ガレージハウスを建てたスポスタ乗り。「作り手×売り手×買い手」としての経験を活かし、全方位的な視点で「バイクと楽しむガレージライフ」を提案するブログ『メリーガレージ!』を運営中。
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カスタムやメンテナンス作業を快適にする機械工具をピックアップ
自分でバイクをいじりたいけどなかなか大変。面倒なメンテナンス作業も、適切な工具や環境さえあれば、快適かつ安全に作業を進められます。
ここでは、ガレージの作業効率を大幅にアップさせる様々な機械工具類の中から、特にあったら絶対便利なモノをピックアップしてご紹介!
リフトで車体を浮かして作業姿勢を確保
リフトを使えば、愛車をジャッキアップする手間が省け、下回りの整備やオイル交換などの作業がスムーズに行えます。また、作業姿勢も楽になり、作業効率が大幅に向上。
これまで届きにくかったバイクの裏側まで手が届き、より細かい部分の整備が可能。主な動力には、エアー油圧式と電動油圧式があります。
バイクリフトを選ぶ際は、必ず自分のバイクの重量やサイズに対応していることを確認しましょう。また、安全面にも十分に配慮し、安全装置がしっかりと装備されている製品を選ぶことが大切。
エアー油圧式リフト
- 足踏みペダルでの操作が主流
- 構造が比較的シンプルで、故障しにくい
- 電動式に比べて初期費用が抑えられる
- コンプレッサーが別途必要
- コンプレッサーの稼働音が気になる事も
- リフトアップまでに時間がかかる
- 毎回の圧力調整に手間がかかる
電動油圧式リフト
- 有線リモコンでの操作が主流
- リフトアップの速度を細かく調整
- 静音性が高く、周囲に迷惑をかけにくい
- 作業に合わせて速度を調整できる
- 故障した場合、修理が複雑になる場合も
- エアー油圧式に比べて、初期費用が高い
- 単相200V、または三相200Vの電源
ターンテーブルで取り回しをラクチンに
ターンテーブルは、バイクを360度回転させることができる便利な装置です。あらゆる角度から作業できるため、洗車やワックスがけ、タイヤ交換などの作業効率が劇的にアップ。
特に狭いガレージでは、バイクの裏側や細かい部分の作業を行う際に便利。普段使い1つとっても大型バイクの出庫がめっちゃ楽になります。
ターンテーブルを選ぶ際は、自分のバイクの重量や作業内容に合わせて、適切なものを選ぶことが大切です。耐荷重や回転速度、サイズなどをしっかりと確認し、安全性も考慮して選びましょう。
電動ターンテーブル
- ボタン一つで簡単に回転できる
- おおむね200Vの電源が必要
- 配線処理を含めた電気工事が必要
手動ターンテーブル
- 電動よりも低コスト
- ストッパーを外して人力で回転
コンプレッサーでエアツールを使い倒す
コンプレッサーとは、空気を圧縮して高い圧力で吐出する機械です。エアツールは、コンプレッサーで作られた圧縮空気を動力源とする工具。
インパクトレンチを使えば、ボルトの脱着が短時間ででき、エアサンダーを使えば、塗装剥がしを素早く行うことができます。また、エアブローを使えば細かいパーツの清掃も簡単。
コンプレッサーとエアツールを組み合わせることで、バイクメンテナンスの作業効率が大幅に向上します。エアツールは電動工具に比べて軽量で取り回しが良く、精密作業での安定感も抜群。
エアブロー
- 細かい部分の掃除、ブレーキダストの除去、塗装前の表面処理など
インパクトレンチ
- ボルトの脱着、タイヤ交換など、力が必要な作業
エアサンダー
- 塗装剥がし、錆落としなど
エアグラインダー
- 研磨、バリ取りなど
エアドリル
- 穴あけ作業
エアブラシ
- 塗装、タッチアップなど
その他
溶接機でバイクカスタムの幅を広げよう
溶接機を使えば、市販品で合わなかった箇所を加工したり、オリジナルパーツを製作でき、高価なカスタムパーツを購入する必要がなくなります。
ステンレスパイプを使ってぴったりのマフラーを製作したり、キャリアやシーシーバーを自作することも可能です。DIYによるパーツを装着することで、より一層バイクへの愛着も深まるもの。
溶接作業は火傷や目を傷つける危険性があるため、安全対策は必須です。保護メガネ、溶接手袋、革製の前掛けなどを着用し、十分な換気を行って作業を行いましょう。
TIG溶接機
- 精密な溶接が可能で、アルミやステンレスなど様々な素材に対応できる。
- バイクのカスタムパーツを作る上で最も汎用性が高い。
MIG溶接機
- スピーディーな溶接が可能で、初心者でも比較的簡単に扱える。
- 鉄製の部品の溶接に適している。
アーク溶接機
- 古くからあるタイプの溶接機で、コストパフォーマンスが高い。
- 鉄製の部品の溶接に適している。
※電源の種類
- 単相100V:家庭用電源で使える。ただし、溶接できる厚みに限界あり。
- 単相200V:100Vよりも出力が高く、厚い金属の溶接も可能。
- 三相200V:業務用電源で、大出力の溶接が可能。
タイヤチェンジャーでタイヤ交換を時短
タイヤチェンジャーは、タイヤ交換作業を効率化し、体への負担を軽減する便利な工具です。特に、頻繁にタイヤ交換を行う人にとっては、必須アイテムと言えるでしょう。
全自動式ならボタン1つで全作業が行えるため、非常に便利ですが高額。半自動式は、レバー操作など一部の手作業が必要ですが、比較的安価です。
タイヤ交換は力仕事であり、思わぬケガをする可能性がありますが、タイヤチェンジャーを使用することで安全性を高めることができます。
半自動式タイヤチェンジャー
- レバー操作など、一部に手作業が必要なタイプ。
全自動式タイヤチェンジャー
- ボタン1つで作業が全自動なタイプ。
バイク用タイヤチェンジャー
- 手動タイプが主流のバイクのタイヤ交換に特化したタイプ。
エンジンスタンドで快適オーバーホール
エンジンスタンドは、エンジンを分解・組立する際に欠かせないツールです。作業台の上でエンジンを固定することで、作業効率が上がり、安全に作業を進めることができます。
エンジンを何度も持ち上げる必要がないため、腰や腕への負担を軽減。安定した形でエンジンを様々な角度から観察でき、パーツが落下するリスクが減って安全に作業できます。
エンジンスタンドを選ぶ際は、エンジンの重量や作業スペースに合わせて、適切なものを選ぶことが大切。耐荷重不足は、作業中にエンジンが落下する恐れがあるため注意が必要です。
固定式
- 安定性が高く、重量のあるエンジンにも対応できる。
回転式
- エンジンを360度回転させることができ、死角なく作業できる。
バイク用タイヤチェンジャー
- 手動タイプが主流のバイクのタイヤ交換に特化したタイプ。
バイクガレージを自分だけの工房にする機械工具選びのポイント!
愛車のメンテナンスやカスタムをDIYでやりたいけど、何からどう検討を始めればいいか分からない!という人も多いはず。
ここからは、ガレージを自分だけのバイク工房にするために必要な、バイクリフトや機械工具を選ぶポイントについて分かりやすくお届けします。
やりたい作業に合わせて機材を選ぶ
愛車をどう楽しみたいかによって、必要な工具は大きく変わってきます。バイクガレージでやりたい作業に合わせて、必要な機材を揃えましょう。
オーバーホールのような本格的な作業には、リフトやレンチなど専門性の高い機材が欲しいところ。一方で、市販品のパーツ交換であれば、一般的な工具セットでも十分対応できるでしょう。
やりたい作業を明確にすることで本当に必要なモノを厳選でき、無駄な出費を抑えられます。以下に必要となる機材の例を挙げるのでご参考に!
メンテナンス作業に必要な機材
作業内容 | 必要となる機材の例 |
---|---|
タイヤ交換 | タイヤレバー、トルクレンチ、ビードクリーム |
オイル交換 | オイルフィルターレンチ、オイルジョッキ、漏斗 |
チェーン調整 | チェーンレンチ、ピンパンチ |
ブレーキ調整 | ブレーキパッド専用工具、トルクレンチ |
カスタム作業に必要な機材
作業内容 | 必要となる機材の例 |
---|---|
切断・研磨 | グラインダー、サンダー、ドリル |
溶接 | 溶接機、溶接棒、溶接面 |
塗装 | 塗装ガン、コンプレッサー、マスキングテープ、ペーパーサンダー |
パーツ交換 | ソケットレンチセット、六角レンチセット、ドライバー |
電装系 | テスター、はんだごて、ニッパー |
その他 | バイス、万力、金槌 |
DIY作業に必要な機材
作業内容 | 必要となる機材の例 |
---|---|
木工 | ノコギリ、カンナ、ドリル、ドライバー |
金属加工 | ドリル、タップ、ダイ、金切鋸 |
測定工具 | メジャー、ノギス、レベル、トルクレンチ |
スペースに合ったレイアウトで選ぶ
限られたスペースを有効活用するためには、適切なレイアウトが重要です。まずは、メンテナンスやカスタムを行うための作業台の設置から検討!
長方形や正方形など、ガレージの形状によってレイアウトの自由度が変わります。バイクの大きさや収納したい工具の量に合わせて、必要な広さを確認しましょう。
バイクを取り出す際、スムーズに動ける動線を確保しましょう。壁際に寄せて収納したり、中央に置くなど、バイクの向きも考慮しましょう。
壁面を有効活用
- 壁面に収納棚やツールパネルを設置することで、床面積を広く使うことが可能。
可動式収納
- キャスター付きの収納棚やツールボックスを使用して、移動で場所を確保。
天井スペースを活用
- 天井近くに収納棚を設置することで、デッドスペースを有効活用。
安全性
- 工具が落下しないように、しっかりと固定。
埋設タイプ
- 設置個所の床面を低く作り、テーブル上と床面をフラットに据え付ける。
- 新築や改築工事で検討。コスト高め。
床上タイプ
- 現状の床面に乗せて設置。
- テーブル上と床面の段差を解消するスロープ等が必要。
バイクガレージの寸法の検討はこちらの記事でも詳しく解説しています。
予算と相談して最適なツールを選ぶ
バイクガレージで作業をする上で、様々な工具や設備が必要になります。しかし、予算は限られているという方も多いでしょう。
予算内で最適なツールを選ぶためには、必要な機能を明確にし、価格帯を比較することが重要です。また、多機能なツールを選ぶことで、スペースの節約にもつながります。
ここでは、予算内で最大限の性能を引き出すためのツール選びのポイントをご紹介。DIYやレンタルの有効活用も検討してみてください。
必要な機能を明確にする
- 頻繁に使用する工具か、年に数回しか使用しない工具なのか。
- 高い精度が求められる作業か、一般的な工具で十分な作業か。
- 長く使える耐久性のある工具か、数回もてば良い工具なのか。
価格帯を比較する
- プロ用の高性能が必要な工具か、DIY用でも必要十分な工具か。
- 単品で購入するよりも、セット商品の方がお得な場合がないか調べる。
- 新品以外にも、状態の良い中古品を探すことで予算を抑える。
多機能なツールを選ぶ
- 複数のサイズのレンチが一つになっているコンビネーションレンチなど。
- 多機能な工具を数少なく厳選すれば、スペースの節約にもつながる。
- 電動ドリルやインパクトドライバーなど、電動工具は多用途で使える。
レンタルも検討する
- 頻繁に使用しない高額な工具は、レンタルを利用するのも一つの手。
- 特殊な作業にしか使わない工具も、レンタルで済ませることが適切。
DIYも検討する
- 自作の作業台なら、工具の収納や作業に適したカスタムをしやすい。
- DIYでも使える工具を選ぶことで、収納棚なども自分で作ることができる。
- 既製品の購入やプロの業者に依頼するよりもコストを抑えられる。
予算別にバイクガレージを検討する際は、こちらの記事も参考になります。
作業時に使いやすい収納方法で選ぶ
ガレージでの作業効率を上げるためには、工具の収納方法も重要です。作業中に工具を探し回る時間が短縮されれば、それだけ作業に集中できます。
収納ボックスにお洒落なラベルを貼ることで、中身が一目で分かったり、定期的に工具を見直して、使っていない工具を処分することも有効。
ここでは、作業効率をアップさせるための収納方法についてご紹介します。自分にとって使いやすい収納方法を見つけてみましょう。
よく使う工具は手の届く場所に
- 頻繁に使用する工具は、作業台のすぐ近くに収納することで効率アップ。
- 壁に工具を吊り下げることで、視覚的に分かりやすく取り出しもスムーズ。
- 金属製の工具は、マグネットボードに貼り付けることで整理整頓できる。
工具箱の活用
- 工具の種類ごとに分けて収納することで、必要な工具をすぐに探し出せる。
- 仕切り板で自由にレイアウトできるモジュール式の工具箱を使用する。
- 作業場所まで運べるキャスター付きの工具箱は、作業効率をアップさせる。
収納スペースの工夫
- 壁面や天井などのデッドスペースを上手く活用してラックやボードを使う。
- 工具の種類分けよりもサイズで分けることを優先して収納棚の高さを調整。
- 小さなパーツや工具は、引き出しの中で綺麗に区画することで紛失を防ぐ。
ガレージの壁面収納についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
作業性が上がる照明と合わせて選ぶ
バイクガレージでの作業は、照明選びも重要な要素の一つです。適切な照明を選ぶことで、作業の精度を上げ、安全性を高めることができます。
照明を選ぶ際は、作業内容や作業スペース、明るさや色温度、配光などを考慮して、最適な照明を選びましょう。
天井照明のほか、作業台の上を照らす照明や壁面からの照明など選択肢は豊富。ここでは、作業効率を上げるための照明選びについて詳しく解説。
照明の種類と特徴
- 蛍光灯:明るさは十分も消費電力が大きく、寿命も短いというデメリットあり。
- LED:消費電力が少なく長寿命、色温度も調整でき、作業内容に合わせて選べる。
- HIDランプ:高輝度で広い範囲を明るく照らせる。大きな倉庫などでも使用。
照明を選ぶ際のポイント
- 明るさ:細かい作業には明るい光、広範囲の作業には少し暗めの光など。
- 色温度:昼光色は集中力を高め、電球色はリラックス効果あり。
- 配光:直射光は対象物を明るく照らし、拡散光は作業スペース全体を照らす。
- 影:影ができやすい場所は作業がしにくい。影ができにくい照明を選ぶ。
- 照射範囲:作業範囲全体を明るく照らせるように、照明の設置場所や数を調整。
ガレージの照明についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
新しく建てるガレージハウスで選ぶ
ビルトインのインナーガレージで新築のガレージハウスをお考えなら、開口部との取り合いや下地確認も踏まえ、プロに意見を求めることは必須!
特に近年は、大手ハウスメーカーもガレージハウスを力強く展開しているので、豊富な実績とアイディアから魅力的なプランが手に入るでしょう。
ただし、ガレージハウスが得意な大手ハウスメーカーは限られています。憧れのガレージライフを新築で叶えたい人は、以下の記事もご参考に!
ガレージ作業の効率UP!おすすめのバイクリフトや機械工具たち!
作業スペースを有効活用できるバイクリフトや、専門的な作業も可能な多機能な工具まで、バイクライフをサポートするアイテムを厳選しました。
バイクいじりがもっと楽しくなる!愛車のメンテナンスを快適に行いたい方必見です。初心者の方でも安心して使えるアイテムも多数ラインナップ!
バイクリフト
バイクのメンテナンスやカスタム作業を効率的に行うための便利なバイクリフト。しかし、高価なものが多く、設置スペースも必要となります。
自分のバイクの重量に対応できる耐荷重があるか確認し、作業する高さに合わせて昇降範囲を確認。ガレージの広さに合わせてサイズを選び、安全に作業ができるかしっかりイメージしましょう。
予算に合わせて、機能や性能を十分に比較検討することが重要です。購入前に、自分のニーズに合っているかよく考え、慎重に選ぶことが大切!
Kernel バイクリフト
アメリカやヨーロッパを中心に高い性能と品質で選ばれている「Kernel」は、1994年に創業の自動車リフトメーカー。エアー駆動のダイレクトシリンダーは油圧ポンプが無い為メンテナンスも容易。重量500Kgまで対応。
Toolsisland バイクリフトテーブル
ペダルを踏むことで油圧昇降が可能。タイヤ幅の位置調整も可能で、テーブル長さ2200mmは小型バイクから大型バイクまで幅広く対応可能。エアー式との兼用なのでコンプレッサー使用も可能。最低地上高は約170mm。
メンテナンススタンド
バイクリフトは高価で、スペースも必要とするため手軽に導入できない方も多いです。バイクジャッキなどのメンテナンススタンドなら、より手軽にメンテナンス環境の向上が図れます。
メンテナンススタンドを選ぶポイントは、バイクの車種やフレーム形状によって、ジャッキの幅や高さが異なる点。ジャッキアップポイントが適切に当たるかどうか確認しましょう。
フロアジャッキやサイドスタンドリフト、リアスタンドやフロントスタンドなど、様々な選択肢から自分のバイクにあった安定性が非常に重要!
Donext バイクジャッキ
最大積載能力は500kgのバイクジャッキ。一人でもタイヤ交換やチェーン清掃が可能に。車体に触れる天板には370mmx230mmの丈夫なストライプのゴムマットを採用。リフト能力は約95mm~380mmで、付属のハンドルバーとソケットで高さ調整。
デイトナ メンテナンススタンド
アンダーチューブで支える、前後輪に対応したバイク用メンテナンススタンド。サイドスタンドをかけた状態から1人で安定したリフトアップが可能。同シリーズは他にダウンマフラー用、スイングアーム各種、貫通アクスルシャフト用を展開。
デイトナ メンテナンスローラー
バイク用ホイールやチェーンメンテナンス用のローラースタンド。車輪をローラーに乗せ、空転させることで効率良く作業できるもの。リフトアップが無いので作業姿勢にほぼ変化はないが、狭いガレージをリーズナブルに有効活用できる優れもの。
バイクドーリー
バイクガレージの中で大型バイクの方向転換をしたい時、ターンテーブルがあれば便利ですが、これがなかなかの高級品です。
手軽にバイクを回転させたい場合は、バイクドーリーがおすすめ。バイクドーリーを選ぶ際は、バイクの重量やサイズ、ガレージの広さ、作業内容などを考慮し、自分に合ったものを選びましょう。
安全にバイクを移動させるためにも、しっかりと固定できる安定したドーリーを選ぶことが大切!
WEIMALL バイクドーリー
耐荷重560kgで重いバイクを自由自在に移動可能。スタンドホルダーは5段階の前後位置調整。本体の前後にストッパー兼用の折り畳みスロープを装備し、簡単にバイクの乗り入れが可能。2ヶ所のストッパー付きで安定固定。
Dirtfreak ポジションチェンジャー
トラックの荷室や狭いスペースなどでも楽にバイクを移動できるツール。ポジションチェンジャー単体でも良いが、別売りのスタンドローラー併用でフロントホイールを基点にリヤホイールの移動も可能。テコの原理で大型バイクでも簡単に動かせる。
エンジンスタンド
エンジンスタンドは、バイクのエンジンを車両から取り外して作業を行う際に欠かせないツール。適切なエンジンスタンドを選ぶことで、安全かつ効率的に作業を進めることができます。
エンジン単体の重量だけでなく、周辺部品や工具を載せることを考慮し、十分な耐荷重があるものを選びましょう。エンジンを固定するクランプ部分の強度や、スタンド全体の安定性も重要。
特定の車種専用のものだけでなく、汎用性の高いものを選ぶと、将来他のバイクを整備する場合にも役立つので、どんな作業で選ぶかが大切です。
BigOne バイク用 エンジンスタンド
エンジンを設置した状態で縦方向に360度回転が可能なため、オイルパンの取り外しやシリンダーヘッド・トランスミッション・クラッチの整備など設置したままで行うことが可能。エンジン幅・長さに合わせてマウントハンガー位置は無段階に調節。
Dirtfreak エンジンスタンド
二輪に関わる様々な製品の企画・設計・販売を手掛けるダートフリーク社のエンジンスタンド。スタンド幅や高さを調節可能とし、50cc~450ccまでのほとんどの単気筒エンジンに対応。コスパ良くオーバーホールやメンテナンス作業を実現。
溶接機
バイクガレージで溶接機を使うことは、カスタムやメンテナンスの幅を広げる上で非常に有効な手段です。しかし、初心者にとってはどれを選べば良いのか迷ってしまうもの。
パーツの製作や修理、マフラー加工など、どんな作業に使うのかを明確にしましょう。溶接経験の有無によっても必要な機能や操作性が異なります。
初心者であれば、操作が簡単で安全な機種を選ぶことがおすすめです。ガレージ内での移動が容易なように、軽量でコンパクトなものが便利!
HZXVOGEN ノンガス 半自動 MIG溶接機
IGBTインバータ制御を採用し、直流電力を高効率で交流に変換できる「100V/200V兼用半自動溶接機」ノンガス半自動溶接。重量4.2kgでサイズも持ち運びしやすい。低電流から高電流まで、幅広い電流設定に対応可能で、様々な材料や厚さに対応。
GZ GUOZHI ミニポータブル アーク溶接機
手の平に乗るサイズのアーク溶接機。過熱保護、過電流保護、過負荷保護の安全機能。デジタル表示の電流が90-130を示し、迅速にアークが起こせる点が初心者にも優しい装備。約1.6kgと超軽量なので、ガレージ内での取り出しもスムーズ。
エアーコンプレッサー
バイクのカスタムやメンテナンスに、エアコンプレッサーは欠かせないツールです。タイヤの空気入れはもちろん、エア工具を使うことで作業効率が格段にアップします。
使う頻度によって必要な機能が変わりますが、複数のエアツールを同時に使用する場合や、ある程度の長時間の稼働には大容量タンクがおすすめ。
エアツールによっては必要な圧力が異なるので、使いたいエアツールの仕様を確認しましょう。作動音が結構うるさいので、住宅街では静音設計モデルから選ぶのがマストです。
ONE STEP エアーコンプレッサー 30L
低騒音で住宅街でも使える圧倒的静音性能のエアコンプレッサー。100V電源でモーターパワー850W、タンク容量が30Lで空気吐出量128L/minと必要十分。サイズは59.5×32.5×57.5cmと小型で持ち運びにも便利。オイルレスでメンテナンスはほぼ不要。
APOLLOTECH エアコンプレッサー 30L
エアダスターやタッカー、小型ネイラー、空気入れ、インパクトレンチなど多目的に使えるエアコンプレッサー。エアダスター×1個、エアホース5m×1本、ワンタッチカプラ×1個と、豊富な付属品も魅力。100V電源で約65dBの低騒音設計。
各種エアツール
バイクのカスタムやメンテナンスで、エアコンプレッサーと並んで重要なのがエアツールです。エアツールは、その強力なパワーと手軽さから、作業効率を大幅にアップさせてくれます。
ボルトやナットの脱着ならエアインパクトレンチ、研磨にはエアグラインダー、塗装にはエアブラシ、清掃ならブローガンなど、実に多種多様です。
各エアツールには、必要な圧力と空気量が記載されています。使用するエアコンプレッサーの性能が要求を満たしているか確認しましょう。
TONE エアーインパクトレンチ
モータースポーツの現場で躍進を続けるTONE社のツールからは、常用最大トルク左回転570N・mのエアインパクトレンチがおすすめ。パワフルな性能と使いやすさを兼ね備えた工具は、デザインもコンパクトで、持ちやすいグリップが特徴。
SK11 エアーダスター
エスケー11のエアダスターは軽量樹脂ボディーで扱いやすいので疲れにくく、連続使用してもボディーが冷たくなりにくい。ノズル長115mmは狙いやすく的確に強く吹き飛ばすことが可能。先端にラバーチップが付いているので不意の接触にも安心。
STRAIGHT エアーダブルアクションサンダーミニ
STRAIGHT社のエアーダブルアクションサンダーミニは、弾力のあるラバーパッドで、フェンダーのアールやドアモールのへこみ部分のグラインディングにおすすめ。スロットルレバーは開閉度に応じて回転数を無段階にコントロールできる。
Pero Tools エアーダブルアクションサンダー
Pero Toolsのエアーダブルアクションサンダーは、研ぎ粉などの粉塵を散らかしにくい吸塵タイプが便利。パッド部分がランダムで回転し、削りムラが少ないので、塗装剥がしやパテ研磨などに最適。本体重量はわずか1.0kgと軽く疲れにくいのも特徴。
E-Value ウレタンエアホース
エアコンプレッサーに必需品のエアホースは、E-Valueのワンタッチカプラ付のエアーウレタンホースがおすすめ。標準的な内径7.0mm×外径10.0mmで、何かと便利な10Mサイズ。軽くて軟らかいウレタン樹脂製は取り回しがしやすくて人気。
まとめ:バイクガレージの作業効率は機械工具を備えて本領発揮!
バイクガレージの機材や機械工具は、バイクのカスタムやメンテナンス作業の効率化が図れるだけでなく、作業の安全性も向上します。
また、DIYの幅も広がり、自分だけのオリジナルパーツを製作することも可能になります。バイクガレージを自分だけの理想の工房にするためには、適切な機械工具の選択が不可欠!
しかし、単に高性能な機械工具を揃えるだけでなく、ガレージのスペースや作業内容、そして自身のスキルレベルに合ったものを選びましょう。
この記事を参考に、あなたも快適なガレージライフを始めてみませんか?
それではまた!
楽しいガレージライフを♪
Fin