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有名人にも愛用者が多い人気のヘルメットメーカー「TT&CO.(ティーティーアンドカンパニー)」から発売されているクラブスター(CLUBSTER)。
マクホール(McHAL)社がハーレーのヘルメットとして、1950年代から1960年代にかけてOEM生産していたモデルを完全復刻したものです。
この記事では、ハーレーのスポーツスターに乗る僕が実際に愛用している『クラブスター』の感想を中心に、その魅力についてまったり解説。
ヘルメットはガレージにいくつあってもいい、1つ1つに心が満たされるすべてのバイク乗りたちへ。たとえばこんなレビューもご参考に。
ということで、この記事のトピックは3つです。
この記事を読めば、あなたのガレージライフを豊かにするヒントがきっと見つかります。
建設業会社員|二級建築士|愛車XL883L
バイクガレージが大好きな趣味ブロガー。住宅&建設業界で30年の現役会社員。2015年に木造30坪ガレージハウスを建てたスポスタ乗り。「作り手×売り手×買い手」としての経験を活かし、全方位的な視点で「バイクと楽しむガレージライフ」を提案するブログ『メリーガレージ!』を運営中。
クラブスター(CLUBSTER)の「スター」は星という意味の「STAR」ではなく、する人、作る人を表すスター(STER)です。ハーレーダビッドソンのスポーツスター(SPORTSTER)も同じスペル。
ここでは、そのモノづくりやアイデンティティが半世紀近くの時を経て、今もなお多くの人を惹きつけるクラブスターの魅力についてまとめます。
『クラブスター』はポロやジョッキーと呼ばれるモデルの元になった名作。シームレスバイザーによるキャップのような独特のフォルムは、類似商品をほとんど見かけることがありません。
ダックテールとはまた違う味わいで、オリジナルな気分でバイク乗り感を演出。年代を超越したディティールが、ライディングへと掻き立てます。
クロス目の現れたシェルは、経年変化による味わいを再現。帽体デザインにマッチして、使い込むほどに愛着が沸く絶妙な仕掛けです。
FRP製はプラスチックに繊維を混ぜて強度を向上させた複合材。軽量で強靭な造形が可能で、耐水性、耐薬性、耐熱性、耐候性に優れています。
スタイリッシュかつ大胆に施されたステッチと、厚み4.5ミリのヌメ革を使用して作られたイヤーマフが、クラブスターの帽体を印象づけます。
ダメージや汚れ、革のヒビ割れなど、使用感に馴染んでいくエイジングも楽しみの1つ。自分だけのヘルメットを育てる感覚が堪りません。
手作り感がたっぷりの吊り天井式の帽体内装は、優しい生地で心地よい仕上げ。見えないところにも味わい深い雰囲気が滲み出ています。
クッション性の良いスポンジをソフトレザーで包み、額の当たるところと後部に配置。マジックテープの固定なので微調整も可能です。
チンストラップは当時のオリジナル同様、ワンウェイロック式のDOTスナップボタン。つける時は上から、外す時は下から「カチッ」とやります。
近年のワンタッチクリップと比べると、絶対的に異なるヘルメットの脱着感。シンプルなだけに、慣れると圧倒的な使いやすさも魅力です。
チンストラップのベルト長さは、ツーピース構造のシンプルなカムバックル式で調節。この金具が全体の中でさり気ないアクセントに輝きます。
ベルト端部の先端が上へ跳ね上がる感じがお洒落で良い味を出しますが、イヤーカバーとの間にあるポケットにしまっちゃえばスッキリもします。
シェル後頭部の位置には、分厚くて丈夫そうなレザー縫製による、旧式スナップボタンのゴーグルストラップホルダーが装備されています。
この輪っかにゴーグルのベルトを通して固定すことで、走行中にゴーグルがズレたり外れたりするのを防ぐことができる、年代を超えた機能美。
TT&CO.『クラブスター』には、部品組立時の溶接に代わる接合技術として使われるリベット加工に、真鍮製(ブラスリベット)を採用しています。
真鍮製リベットが持つ、優れた加工性、強度、耐食性、美しい外観など、多くの利点をそのままデザインに活かしているのもお洒落なポイント。
ヘルメットの縁(ふち)部分にあるラバートリムの装飾も、クラブスターを構成する大切な要素。シェル形状に沿って一周ぐるっと施されています。
主張しすぎないマッドブラックの品格ある質感で、エッジを保護して衝撃を緩和する役割は、シンプルにして質実剛健なデザインが秀逸です。
愛らしいキャラクターが描かれた箱を開封すると、アイボリーの生地にエンジ色のロゴマークが印象的な巾着袋にクラブスターは入っています。
さらに、さり気なく非売品のバンダナ1枚と、オリジナルステッカー5枚入りを発見。クラブスターのどの位置に貼ろうか、いやもったいないか、そんなワクワクを繰り返すハメになります。
McHAL『クラブスター』の他にも、TT&CO.のヘルメットにはカッコいい商品がいっぱいあるので、是非こちらの記事も参考にしてみてください。
「MADE IN TOKYO LINE」は、TT&CO.が展開するラインナップの1つ。特に魅力的なヘルメットが多く、どれも人気の高さが伺える看板シリーズです。
その中で、McHALの『クラブスター』を購入するなら絶対に知っておいて欲しい、いくつかの重要な注意点について解説しておきます。
クラブスターのヘルメットは、PSC規格の製品ではありません。メーカーとしては乗車用として販売できないので、装飾用として販売しています。
バイクの運転にはヘルメットの着用が義務付けられていますが、道交法にはそれがPSC規格である要件の記載はないので、購入後の用途は自由。
販売者による法令遵守の表記と、購入者に適用される法律は異なりますが、丁寧にしっかりと作られた製品とはいえ、楽しみ方は自己責任です。
※道路交通法施行規則 第九条の五 参照
クラブスターは、S/Mサイズ(55〜57cm)と、L/XLサイズ(57〜59cm)の二種類だけ。当時の古典的な内装仕様によるルーズなサイズ感もまた一興。
頭のサイズや形状によっては、被った際に窮屈さを感じたり、そもそも入らない!ということもあり得るので、自分のサイズ確認は重要です。
メーカーや商品が異なれば、頭囲や頭幅の寸法だけでサイズが合うかどうかは一概に言えないので、ぜひ実店舗での試着をおすすめします。
TT&CO.のヘルメットの多くは、Amazonや楽天でも購入できます。しかし「TOKYO LINE」の一部商品に関しては公式通販か実店舗でしか買えません。
全国に特約販売店が点在していますが、最もおすすめなのは「THE HELMET HOUSE TOKYO.」という、都内にある直営のショールームです。
クラブスター以外にもTT&CO.の豊富なヘルメットを存分に試着できるし、店員さんの説明もすごく親切で丁寧。最寄り駅からは結構歩きますが、駐車場もあるので事前の電話確認がおすすめです。
Amazonのみ「TOKYO LINE」の品揃えが充実!
TT&CO.では、ヘルメット意外にもさまざまなバイク用品を展開しています。中でもTTゴーグルはジェットヘルメットとの相性がバツグン。
TT&CO.のモノづくりには「年代」という概念が込められていて、McHAL「クラブスター」にはモデルAよりもモデルBがよく似合います。
ハーレーに限らず、アメリカンバイク乗りなら誰もが痺れること間違いなしのアイテム。TT&CO.のTTゴーグルモデルBはそんな逸品です。
合金の素地仕上げなので、酸化具合に個体差があるのが特徴。ヴィンテージ仕上げの為、傷や表面のムラまで雰囲気たっぷりで良きです。
レンズには、UVカットで傷がつきにくい、アンチスクラッチの各表面処理が施されているので実用性もバッチリ。カラバリもあります。
クラブスターに似合う唯一無二のゴーグル!
それではまた!
楽しいガレージライフを♪
To Be Continued