





バイクとガレージは、単なる趣味の場を超えた、創造性を掻き立てる特別な空間。お気に入りのファッションを楽しむことで、ガレージライフはさらに豊かなものへと進化します。
機能性とデザイン性を兼ね備えたガレージファッションは、作業効率を高めるだけでなく、気分を高めてライフスタイルそのものを格上げ。
この記事では、ダッズ世代なバイク乗りのガレージファッションについて、スタイル別の提案やおすすめアイテム、選び方のコツをご紹介。
僕らのガレージライフは、お洒落なファッションアイテムに身を包むことで、より多彩で快適なバイクライフを送ることができます。
ということで、この記事のトピックは3つ。
この記事を読めば、あなたのガレージライフを豊かにするヒントがきっと見つかります。
建設業会社員|二級建築士|愛車XL883L
ダッズ世代な”いい歳”をバイクガレージ作りで楽しむ趣味ブロガー。住宅&建設業界で30年の現役会社員。2015年に木造30坪ガレージハウスを建てたスポスタ乗り。「作り手×売り手×買い手」としての経験を活かし、全方位的な視点で「バイクと楽しむガレージライフ」を提案するブログ『メリーガレージ!』を運営中。
ガレージでの過ごし方は人それぞれ。本格的な作業に没頭する人もいれば、愛車を眺めながらリラックスする時間を楽しむ人もいるでしょう。
ここでは、ガレージでの主な過ごし方別に、おすすめのファッションスタイルを解説。自分に合ったガレージライフを過ごしてみませんか?
本格的なバイクのメンテナンスやカスタムに時間を費やす、作業効率とお洒落を両立したいスタイルです。油汚れや摩擦に強く、かつ動きやすい耐久性の高い素材がマスト。
定番のカバーオールやタフなワークパンツに、ワークシャツを合わせれば、プロフェッショナルな雰囲気が漂います。足元は安全性を考慮したワークブーツやスチールトゥ入りのシューズを。
機能的なポケットが多いアイテムを選べば、工具の携帯にも便利。見た目の格好良さだけでなく、作業への集中力を高めてくれるスタイルです。
工具の壁面収納で、ガレージをスタイリッシュに整えれば作業効率も上がります。
ガレージで軽くバイクをいじった後、そのまま近所へちょい乗りに出かけたい、そんな休日にぴったりのスタイル。無骨ながら洗練された印象のミリタリーテイストを取り入れます。
M-65ジャケットやMA-1などのミリタリージャケットに、カーゴパンツやチノパンを合わせるのが定番。インナーにはシンプルなTシャツやサーマルを選ぶとバランスが良いでしょう。
機能的なデザインが多く、バイクに乗る際も動きやすさを損ないません。足元はブーツやハイカットスニーカーで男らしさを演出。
ガレージインテリアでも、ミリタリーテイストは凡庸性が高くておすすめです。
今日はガレージでリラックスするだけ、というスタイルです。仲間とコーヒーを飲んだり、好きな音楽を聴いたり、雑誌を読んだりと、ゆったりとした時間を過ごすのに最適なファッション。
着心地の良いスウェットやパーカーに、デニムやイージーパンツを合わせるのがおすすめです。足元はスニーカーやサンダルでリラックス感を演出。
あくまで「ガレージ」という非日常空間でのカジュアルなので、ホームウェアとは一線を画す、少しこだわりのあるアイテム選びがポイントです。
カフェ&バーをイメージしたガレージなら、くつろぎファッションも相性抜群。
ガレージはバイクに乗る前の準備をする場所であり、走りに出かける前提のスタイル。安全性を確保したライディングウェアをベースに、ガレージでの時間を快適に過ごせるエッセンスを加えます。
プロテクター入りのライディングジャケットやパンツは必須ですが、デザイン性の高いこだわりで選んで、お洒落に着こなしましょう。
インナーは吸湿速乾性のある高機能素材や、休憩時に映えるプリントTシャツなどがおすすめ。ブーツもライディングに適したものを選びつつ、ガレージでの佇まいも意識しましょう。
お気に入りのバイク用品が、ガレージの出発準備に彩りを与えてくれます。
定番のワークウェアから、着こなしのアクセントになる小物まで、スタイルを問わず活躍するものばかり、おすすめアイテムを10種類厳選。
それぞれのアイテムが持つ魅力や、ガレージファッションとしての活用法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
全身を覆うつなぎタイプのワークウェア。油汚れやホコリから服を守る実用性と、これ一着で様になるファッション性を兼ね備えた、ガレージファッションの代表格です。
コットンやデニムなど、様々な素材があり、カラーバリエーションも豊富。着るほどに体に馴染み、風合いが増すのも魅力です。
インナーにTシャツやパーカーを合わせたり、袖をロールアップしたりと、着こなし方次第で雰囲気が変わります。本格的な作業から、ちょっとした休憩まで対応できる万能アイテムです。
耐久性の高い生地で作られた丈夫なパンツ。カーゴパンツやペインターパンツなど、様々なデザインがあります。ポケットが大きく、ドライバーやペンなどの小物を収納するのにも便利。
作業でも邪魔になりにくい動きやすさを考慮したシルエットや、膝部分が二重になったダブルニー仕様など、機能性の高さも実用的です。
汚れを気にせず作業に集中できるだけでなく、Tシャツやシャツなど、どんなトップスとも相性が良いので、カジュアルスタイルにも取り入れやすい定番アイテムです。
無骨なデザインが男らしさを引き立てるミリタリージャケット。M-65やMA-1、フライトジャケットなど種類も豊富です。
丈夫な生地と機能的なポケットが特徴で、ガレージでの作業時にも動きやすく便利。羽織るだけでコーディネートの主役になり、存在感を発揮します。
デニムやチノパンはもちろん、ワークパンツとも好相性。インナーにパーカーなどを合わせれば、保温性も確保できます。着込むほどに味が出る素材感も魅力で、自分だけの一着に育てられます。
カジュアルスタイルの定番、デニムジャケット。着込むほどに色落ちやアタリが出て、自分だけの風合いに育つのが最大の魅力です。
丈夫なデニム生地は、多少の汚れや摩擦にも強く、ガレージでの作業にも気兼ねなく着用できます。Tシャツの上にラフに羽織ったり、シャツと重ね着したりと、着回し力も抜群。
パンツもデニムを選ぶセットアップスタイルはもちろん、ワークパンツやチノパンと合わせるのもおすすめです。年齢や年代、時代を問わず、幅広い季節に対応し、長く愛用できる一着です。
ガレージでの休日、少し肌寒い時期に重宝するのがフランネルシャツです。柔らかな肌触りと程よい保温性が特徴で、着心地抜群。
ワークスタイルやカジュアルスタイルに自然に馴染み、ガレージの雰囲気にぴったり合います。Tシャツの上に羽織ったり、寒冷期にはジャケットやカバーオールのインナーとしても活躍。
比較的丈夫な素材で、多少の汚れや摩擦も気になりません。お洒落でありながら気取らない、大人のガレージファッションに必須のアイテム。
服の汚れを防ぐ実用性はもちろん、お気に入りのデザインを選べば、ガレージでの作業がもっと楽しくなるアイテム。帆布やデニムなどの丈夫な素材なら、工具を入れても安心です。
ポケットがたくさん付いているものや、ペン差しが付いているものなど、機能的なデザインも豊富。レザークラフトや木工など、バイク以外の趣味にも活用できる利点もあります。
エプロンを付けることで作業モードにスイッチが入り、集中力もアップ。まさに「男の秘密基地」にふさわしい、ガレージライフなアイテムです。
ガレージでの作業や、ちょっとした移動に最適なのがスニーカーです。動きやすく疲れにくいのはもちろん、豊富なデザインが魅力です。
汚れることを気にせず履ける、キャンバス地のものや、耐久性のあるレザー製など、素材も様々。ワークスタイルからカジュアルスタイルまで、幅広いコーディネートに合わせられます。
ただし、油汚れや鋭利なものには注意が必要。安全性を考慮するなら、ソールがしっかりしているものや、ある程度の厚みを選ぶのがベスト。
バイク乗りの足元を飾る定番アイテム、エンジニアブーツ。無骨でタフなデザインは、ガレージファッションとの相性も抜群です。
本来はエンジニアが作業時に着用していただけあって、耐久性や安全性に優れています。油汚れや熱にも強く、ハードな作業にも耐えられます。履き込むほどに革が馴染み、自分だけのシワや傷が刻まれ、唯一無二の存在へと育てられるのも魅力の1つ。
デニムやワークパンツに合わせれば、男らしい足元を演出。ファッションアイテムとしても、実用面でも頼りになる一足です。
ガレージでの作業中に、髪型を気にせず済む便利なアイテム。日差しが強い日や、ホコリっぽい場所での作業にも欠かせません。
ワークキャップやベースボールキャップなど、様々なデザインはコーディネートのアクセントとしても秀逸。お気に入りのバイクや工具のメーカーロゴ入りを選べば、気分も上がるというもの。
脱着が容易なので、バイクに乗る際もヘルメットとの切り替えがスムーズ。ラフながらも、どこかお洒落に見せてくれるアイテムです。
ガレージで日差しを避けたり、作業中の目の保護にも役立つサングラス。ファッションアイテムとしても男らしさを引き立てる重要な存在です。
ライディングにも使える機能性の高いものから、デザイン性の高いものまで様々。自分の顔の形に合ったものを選ぶのがポイントです。ガレージに置いておけば、いつでもサッと使えて便利。
休憩中にコーヒーを飲みながらサングラスをかけたり、愛車を眺めたりする姿は、まさに大人の男の休日スタイルに必須アイテムです。
ダッズ世代のレイバン選びなら、視線が見えるくらいの薄い色合いがオシャレ。
ガレージファッションは、単にお洒落なだけでは不十分。愛車と向き合う大切な場所だからこそ、動きやすさと安全性を両立することが重要です。
作業効率を高め、不意の事故を防ぐためにも、適切な服装選びは欠かせません。ここでは、ガレージファッションを選ぶ際に意識したい3つのポイントをご紹介します。
バイクの整備やカスタムでは、屈んだり、腕を伸ばしたりと、様々な体勢になります。そのため、服装の動きやすさはとっても重要。
結局、快適な着心地は作業効率のアップに欠かせません。汗冷えや暑さ、寒さを防ぐだけでも、驚くほど単純に作業に集中できます。
ストレッチ性のある素材や、立体裁断が施されたデザインのアイテムを選べば、体の動きを妨げないので重宝します。夏場は吸湿速乾性に優れた素材、冬場は保温性の高い素材を選ぶなど、季節に合わせた素材選びも大切なポイントです。
作業や動線にはバイクガレージのサイズ感も関係してきます。
ガレージは工具や油、鋭利なものが多く、危険と隣り合わせの場所でもあります。安全性を高めるためには、服装の機能性にも着目が必要です。
火の粉が飛ぶ作業がある場合は、燃えにくいコットン素材の服が適しています。油汚れを防ぐ撥水・撥油加工が施されたものや、摩擦に強い丈夫な生地を選ぶと、服が傷みにくく長持ちします。
足元は滑りにくいソールや、つま先を保護する機能があるシューズを選ぶと安心です。万が一の事態に備える意識が大切です。
整然とされたガレージ作りは、ツールボックス選びがカギを握ります。
機能性や安全性を満たした上で、お洒落に着こなすためのポイントはいくつかあります。まず、自分の体型に合ったサイズ感を選ぶこと。大きすぎたり小さすぎたりすると、作業の邪魔になったり、だらしなく見えたりします。
次に、色の組み合わせがポイント。ワークウェアらしいアースカラーやネイビー、カーキなどを基調にして、インナーや小物で差し色を取り入れるとお洒落度が愛着感がアップします。
そして、キャップやサングラス、グローブなどの小物使いで個性を発揮。全体のバランスを考えて、自分らしいスタイルを完成させましょう。
お洒落なガレージインテリアの整え方は、ファッション選びとの共通点も多いです。
単なる作業着としてではなく、自分らしさを表現できるファッションとして捉えることで、ガレージでの時間はより一層豊かなものになります。
動きやすさと安全性を確保しつつ、お洒落心も忘れない服装を選べば、愛車との時間はもちろん、仲間との語らいや一人で過ごす時間も、格別なひと時となるでしょう。
ぜひ、ガレージライフを彩る最高のファッションを見つけて、自分らしさ溢れるこだわりのスタイルで充実したバイクライフを送りましょう!
それではまた!
楽しいガレージライフを♪
To Be Continued