アイワ金属の『STAND BAR(スタンドバー)』を使えば、石こうボードにクロスが貼られただけの味気ない壁面を木材でお洒落に変えられます。
撤去時は針で刺したような小さな穴が残るだけなので、簡単に補修して目立たなくすることが可能。賃貸物件でも無理なく挑戦できます。
カッコいいウォールディスプレイをしたい人に超おすすめです!
今回、実際にSTAND BAR(スタンドバー)を使った壁面DIYをがっつりやってみて分かったことがいくつかあるのでシェアしますね!
ぜひ、ガレージや書斎のインテリアDIYの参考にしてみてください!
で壁面ディスプレイを作るならコレ!
DIY建設業会社員|二級建築士|愛車XL883L
バイクガレージが大好きな趣味ブロガー。住宅&建設業界で30年の現役会社員。2015年に木造30坪ガレージハウスを建てたスポスタ乗り。「作り手×売り手×買い手」としての経験を活かし、全方位的な視点で「バイクと楽しむガレージライフ」を提案するブログ『メリーガレージ!』を運営中。
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ガレージライフを楽しもう!
とっておきの賃貸もOK!アイワ金属『STAND BAR(スタンドバー)』とは?
壁面DIYと言えば、床と天井に突っ張る形式で支柱を作る「ラブリコ」や「ディアウォール」を思い浮かべる人も多いかも知れません。
STAND BAR(スタンドバー)の場合は、必要な分だけの長さを用いる壁掛けで支柱を作るので、木材を最小限に抑えられる特徴があります。
ここでは、STAND BAR(スタンドバー)について知っておきたい共通のポイントをまとめます。
1×4材を使った突っ張らない壁面DIY!
STAND BAR(スタンドバー)の取り付けに用いる木材は、SPF材の1×4(ワンバイフォー)です。
1×4材は厚さ19mm、幅89mmの海外規格で、長さ6フィート(約183cm)からホームセンターで300円くらいで売られています。
スタンドバーの販売パッケージには取り付け部材が4個入りの「STAND BAR4」と、6個入りの「STAND BAR6」の二種類があります。
- STAND BAR4 1,036円
- STAND BAR6 1,245円
- 2024年3月1日時点のAmazon価格参照
※準備が必要なもの
- STAND BAR(スタンドバー)
- 1×4材
- プラスドライバー
- スケール(メジャー)
- 差金 or スコヤ(定規になるもの)
- 鉛筆
- 塗料(塗らない場合は不要)
- ラジオペンチ(押しピン抜き取り用)
ビスの取り付けにはインパクトドライバーを使った方が断然ラクです!
石こうボードに取り付けて耐荷重50kg!
支柱2本に用いる1×4材の長さが1,500mm以下なら、上下2か所にSTAND BAR(スタンドバー)を取り付ることで50kgの耐荷重があります。
「STAND BAR4」の4個入りは、支柱2本の各上下の合計4か所の数に対応したものです。
支柱2本に用いる1×4材の長さが1,900mm以下なら、上中下の3か所にSTAND BAR(スタンドバー)を取り付ることで70kgの耐荷重があります。
「STAND BAR6」の6個入りは、支柱2本の各上中下の合計6か所の数に対応したものです。
4個入りと6個入りは単純に個数だけの違い。支柱の長さ1,500mm以下で2個使いを6本作るとしたら、STAND BAR4を3箱買うよりもSTAND BAR6を2箱買った方が安い。
賃貸もOK!撤去時の壁の穴も簡単に補修
STAND BAR(スタンドバー)の部材は、付属される専用の極細な「押しピン」を石こうボードの壁面に数本さし込むことで固定します。
撤去したい時はその「押しピン」をラジオペンチなどで抜き取ることで、STAND BAR(スタンドバー)部材を取り外すことができます。
部材を取り外すと押しピンの跡が複数見られますが、1つ1つの穴が画びょうをさした穴よりもかなり小さいので補修が簡単!
壁紙と同色のジョイントコークを少しつけて柔らかい布やローラーで優しく馴染ませれば、あっという間に見分けがつかなくなります。
「STAND BAR」を使う場合の注意点!
通常、DIYといえば壁や天井の下地をとらえた位置に釘やビスを打ち込むことで、頑丈な壁掛けや棚を作ることが出来ます。
しかし、STAND BAR(スタンドバー)は下地をかわして設置しなければなりません。なぜなら、押しピンをさし込むことが出来ないからです。
無理に押し込もうとすると、跳ね返ってきた反動で壁を傷つけたりするので、おおむね対象は石こうボードや薄ベニヤと思っていた方が良さげ。
また、耐荷重には木材の重量も加味しなくてはなりません。たとえば、1×4のSPF材6フィートの重さは約1.4kgなので参考にしてください。
で壁面ディスプレイを作るならコレ!
DIY『STAND BAR』で石こうボードの壁をおしゃれにDIYしてみた!
石こうボードの壁面に、STAND BAR(スタンドバー)を使った支柱を設置すること自体はそんなに難しい作業じゃないです。
センスが問われるのはむしろ、その支柱をどのように活かせるのか、という点。
ここからは、STAND BAR(スタンドバー)を実際に使ってみて分かった注意ポイントとウォールディスプレイまでの流れについて詳しく解説!
①支柱を取り付ける場所をイメージする
今回、DIYの対象に決めた場所はここ。愛車のバイクは直接見えませんが、ガレージに隣接する快適な空間を目指してみます。
直接ビスを打ち込むことも可能ですが、後々ガレージの荷物が片付いたら取り外して移動させたいので、きれいに撤去できるSTAND BARを採択!
アルミコンテナをテーブルに置いて、カスタムの続きやギアの入れ替えなど、外遊びに出かける準備もここで整えたいですね!
考えてる時間が1番楽しいのは、DIYあるあるです。
②高さを決めるテーブル天板を先に設置
STAND BAR(スタンドバー)の支柱に跳ね出しの天板をつける方法もありますが、それだと重たいアルミコンテナは乗せられないので却下です。
カラーボックスをテーブル台にするには高さ88cmもあって高すぎるし、2×4材でソーホース(天板を乗せる脚)を作っても出幅が合わず。
結局、たまたま立ち寄ったホームセンターで見つけた二段の収納棚が高さ68cmだったので、収納も兼ねたテーブル台として採用しました。
STAND BARを使った支柱はテーブルの上から浮かせてスタート!
テーブル天板は1×4材を連結
パイン材やスプルス集成材ではちょっと値が張るので、STAND BAR(スタンドバー)に使う材料と同じ1×4材を1,500mmの長さにカット。
テーブル台となる収納棚の出幅に合わせ、5枚並べて445mm幅の天板の完成です。ヴィンテージワックスを塗ったらちょっと雰囲気が出ました。
天板のウラ面は塗らない
ウラ面には先ほど切って余った端材の330mmを使って、テーブル台となる収納棚をかわした位置にビス止め連結で補強しました。
ウラ面を塗らないのは戦略的な手抜き工事です。見えないところはいつの間にか壁紙に色が付いちゃう自信があるのでやめました(笑)
③「STAND BAR」部材を1×4材に取り付け
テーブルの上から支柱として配置する1×4材の長さは1,100mmにしました。
説明書に書いてある1,500mm以下に該当するので、STAND BAR(スタンドバー)の取り付けは上下2か所になります。
上になる方は木材端部から100mm以内、下になる方は木材端部から50〜300mmの位置に取り付けましょうとのことです。
取り付けと言ってもそれぞれビス2本でとめるだけです!
鉛筆で位置を出す
まず、端部から100mmの位置に横線を引き、次に木材のセンターに線を引きます。
上に取り付ける部材も下に取り付ける部材も、同じ位置だしの手法でOK。
1×4材の幅89mmのセンターって微妙ですが、大体45mm弱っぽいところで大丈夫なので、とにかく真っ直ぐ線を引くことが大事です。
位置に合わせて中央のビス止め
STAND BAR(スタンドバー)の部材をワンセット組んだ状態で、横線に下端を合わせます。画像は上になる部材の取り付けです。
下になる部材をとめる時も、横線に部材の下端を合わせれば説明書の要項をクリア。ただし、部材の向きは上下一緒なのでご注意!
そして真ん中に見える穴にビスを打ち込みますが、この時、締め付けすぎると壁に取り付ける方の部材が抜けなくなるの注意しましょう。
もう1個のビスも止める
次に、壁に取り付ける方の部材をスライドさせて一旦、抜き取ります。
すると現れるもう一個の穴もセンターに合わせビス固定。こっちは最後までしっかり締め付けます。これで木材側のT字部材の取り付けが完了!
ワンセットに戻しておく
木材側のT字部材に、壁側に取り付ける部材を真っ直ぐにセットします。若干、左右にグラグラと動かせる遊びがあるのがポイントです。
木材のもう一方(下の位置)にもSTAND BAR(スタンドバー)の部材を取り付けます。T字の向きが上の部材と同じなことを確認しましょう!
④「STAND BAR」部材を壁面に取り付け
木材側の準備ができたら、今度は壁側にSTAND BAR(スタンドバー)の部材を取り付けます。
石こうボードの下地があるところでは押しピンが折れ曲がって入らないので、下地の無い場所であることを入念に確認しましょう。
位置さえしっかり決めてしまえば、押しピンを挿すこと自体は力作業ではないし、特別なコツの要る作業でもありません。
押しピンをさし込むには付属の専用工具を使います。
セットした木材を壁面に合わせる
先ほどセット完了した1×4材を取り付けたい壁面に持って行きます。
部材には壁面に目印を付けるための「トンガリ」が出てるので、位置が「本決まり」するまで強く押しあてないように注意してください。
支柱を真っ直ぐに立てる
下地がないところに目星をつけたら、室内の角からスケールで距離を測りマスキングテープなどで印をつけておきます。
その位置で1×4材を真っ直ぐに立てます。上下二箇所で角からの距離を測っておいたり、水平器を使って垂直を確認しましょう。
押し当てて目印を付ける
支柱の位置がしっかり決まったら、STAND BAR(スタンドバー)の部材が付いてる位置を中心に木材を手のひらで強く押しあてます。
すると「ボゴッ」という音で、石こうボードに目印の凹みが出来たのが分かります。
部材を目印に合わせる
1×4材から壁面に取り付ける分のSTAND BAR(スタンドバー)部材を抜き取ります。
壁面につけた目印の凹みと、STAND BAR(スタンドバー)部材の穴の位置を合わせましょう。
マスキングテープで仮止め
マスキングテープで仮止めしておくと、このあと両手をフリーで使えて便利。水平器でばっちり見ておくとより作業性が向上します。
必要な部品や工具は手が届く範囲にまとめておくと作業がしやすくなります。
押しピンは二段階で挿し込む
3か所の位置に「半球状のパーツ」をセットし、それぞれ3本、全部で9本の「押しピン」をさし込むことで壁面に部材が取り付けられます。
まず、深い方の筒先①を使って押しピンをさし込んで仮止めとし、次に浅い方の筒先②を使って最後までさし込んでいきます。
はじめに3か所それぞれ1本ずつ決める
1か所ずつ3本の「押しピン」を全てさし込んでしまうと、もし違うところで下地に当たった場合、抜き取ってやり直すのが面倒です。
まずは1か所につき1本の「押しピン」をさし込んでみて、それぞれ下地が無いことを確認してから残りを決めていきましょう。
下地があると押しピンが入らない!
画像は僕の場合の失敗例。下地に当たって「押しピン」が曲がっちゃいました!仕方がないので全部抜いて支柱の位置をずらしてやり直し。
同じようなことになると大変なので、下地のない場所を入念に確認しましょう!
⑤支柱を取り付けた具合を確認しておく
塗装をしなければSTAND BAR(スタンドバー)を使った支柱はこれで完成ですが、塗装する場合でも一度、壁面に取り付けてみましょう。
くれぐれも初めから塗装しておかないように!木材を持ち運んだり振り回してると、知らず知らずの間に壁紙に塗料がくっついたりします。
窮屈な感じがないかを確かめると同時に、支柱間の寸法を測ってみることで、この後の壁面ディスプレイのアイディアがより高まります。
僕の場合、この時点ではまだ横材をどうするかは決まってません。
木材側のT字を壁面側へ差し込む
1×4材の上下につけたSTAND BAR(スタンドバー)のT字を、壁面の受け側に差し込んでいきます。今回は上下2か所なので1人で余裕。
T字を上中下で3か所つけた場合は、一人で同時に3か所への差し込みは大変なので家族や友人に応援を頼んでおくと良いです。
⑥「VINTAGE WAX」で木材を塗り上げる
今回はVINTAGE WAX(ヴィンテージワックス)を使いましたが、途中、水性ペイントのハケ塗りの方が楽だったとめっちゃ後悔しました。
2~3本やるともう結構しんどいので、なかなか気分が乗らず時間や日数もかかりましたが、その甲斐あっていい感じの色合いになったので満足!
VINTAGE WAX(ヴィンテージワックス)は塗り込む数量が多いと疲れちゃいますが、ただの木目をカッコ良くしてくれるのでおすすめです。
ヴィンテージワックスの仕上がりは古材の雰囲気がいいです!
布でコーティングを伸ばしていく
VINTAGE WAX(ヴィンテージワックス)は「ワックス」なので、布でひたすら伸ばしていく感じです。スノボの板や車のワックスがけと一緒。
1×4材は表面に紙やすりをかけなくても塗り込んでいけますが、サラッとでもいいので軽く表面のザラザラを取ってあげた方がいいです。
室内の明るさで色の濃さに注意
画像は左右同じくらいの塗り加減です。でも、室内でちょっと暗い左側と、窓から日差しが入る右側とでは色の濃さが違って見えるので注意!
また、VINTAGE WAX(ヴィンテージワックス)はとにかく薄く薄く色味を伸ばしていくのがコツ。あまり濃くしすぎるとさっぱり乾きません!
⑦横板や棚板、有孔ボードを取り付ける
めっちゃ悩みました。というか今も悩み続けています。ひとまずコンセントを超える高さまでは1×4材を間隔なしで横に貼っていきます。
そこから上は、1×4材を厚み分「19mm」で等間隔にあけながら、スノコのように横に貼っていくことにしました。
ここに置きたいアイテムが増えたり変わったりして、棚の大きさや位置が合わなくなったら、その都度手を加えていくことにします。
気分にあわせて変化していく、これもDIYの醍醐味ですね!
コンセントの分をあけてみた
最初、何も考えずに「コンセントの分はあけておくもんだろ」と、画像のようにわざわざ横板を切って貼ってみました。
これがメチャクチャ不格好。自分のセンスのなさに驚きです。「なにこれ?」感が半端ない!
コンセントを塞ぐことにした
よくよく考えたら1×4材の厚み19mmが縦横で二段分、つまり38mmとSTAND BAR(スタンドバー)部材の分だけ空間があると気付く!
ということで、延長コードを用いてコンセントを塞いでしまうことに。奇跡的に持っていたアーミーっぽいグリーン色の電源タップがマッチ!
100均アイテムは本当に助かる
100円ショップが便利でありがたいのは言わずもがな。今回も棚板の受け金物や有孔ボードは100円ショップで買い揃えました。
一通り100円ショップを見て回って、ここにない物や強度的に心配な場合はホームセンターで探す、という順序が最近のセオリーです。
有孔ボードにウラ当て材を取り付け
ダイソーの有孔ボードは高300×幅400mmで200円、高300×幅600mmでも300円です。さらに69ピースも入った木ネジセットが100円でした。
有孔ボードを浮かすための裏当てに使うのはセリアで買った焼き色の木材。幅30×厚10×長300mmと、ダイソーの有孔ボードにバッチリです。
有孔ボードを取り付ける
有孔ボードと裏当て材を木ネジセットのビスで仮止めしたまま壁面にあてて、1×4材まで届くビスに取り換えていきます。
何をどこに収納するか、あるいは飾るかという点において、フレキシブルに活用できる有孔ボードは壁面ディスプレイの必需品ですね。
棚板を取り付ける
棚板はひとまず、1×4材の端材から有効活用を考えます。幅が89mmしかないので大した物は乗せられませんが、小物置きには十分!
大きな物や重量のある物については別途棚板とそれに見合った受け金物を検討しましょう。
⑧ディスプレイしながら収納していく
もうここまで来ると楽しくてしかたがありません!今持っているアイテムを中心に使い勝手を考えながら必要な収納をレイアウトします。
すると「今度こういうの欲しいな」とか、「アレ購入しようかと思ってたけど合わないな」など、物欲の羅針盤としても効果絶大!
無駄な買い物が減りそうだし、今後ますますショップ巡りが楽しくなりそうです。
好きなモノに合わせてディスプレイを変えていくのも楽しみ!
コーヒーミル
ほぼ毎日使ってるヴィンテージイノックスのコーヒーミルは、最も手が届きやすいところへ配置。
珈琲考具のコーヒー豆用キャニスターやマグカップと一緒に並べて置いておきます。
ホットサンドメーカー
SOTOのミニマルホットサンドメーカーで作るホットサンドは絶品!休日の楽しみでもあります。
有孔ボードのフックに掛けて取り出しやすくしました。折り畳んで専用ポーチに入れれば、すぐにソロキャンにも持ち出せます。
アウトドアスピーカー
ミューゼンのワイルドミニはどこに置いてもカッコいいコンパクトスピーカーです。
壁面ディスプレイの木材をバックにしてみて気づいたのが、音質がいい感じになるということ。音の迫力と柔らかさがお気に入りです。
エジソンライトスティック
ベアボーンズのエジソンライトスティックは、実用的でありながら装飾性も高く、真鍮製のホンモノ感が壁面ディスプレイにバッチリです。
キャンプの相棒としてはもちろん、室内で明かりを灯しても雰囲気をバク上げしてくれます。
で壁面ディスプレイやってみよう!
DIY『STAND BAR』を実際に使ってみた感想やメリット・デメリット
壁面ディスプレイの起点となる支柱の取り付けに、STAND BAR(スタンドバー)を使ってみたのは割といい選択だったと思っています。
ただし、誰にでもお勧めできるかと言ったらそうとも限らないので注意が必要。
ここでは、STAND BAR(スタンドバー)を実際に使ってみた感想や印象について、メリットやデメリットも合わせてお伝えします。
「STAND BAR」を使ってみた感想
STAND BAR(スタンドバー)の部材を取り付けることは思ったよりも簡単でした。確かに誰にでもできそうな感じはします。
ただ、STAND BAR(スタンドバー)で作った木材の支柱をどう活かすかは悩みどころ。あんまり欲張ると僕のように塗装で疲れるかも知れません。
木質感たっぷりな壁面ディスプレイを満喫してますが、もっと横板を間引いても十分に秘密基地のようなカフェ感は出せたかと思います。
スタンドバー以外でめっちゃ時間がかかった印象です。
「STAND BAR」を使うメリット
床から突っ張るタイプのDIYは長尺の木材が必要になるので、車で材料を運べなかったり、室内での取り回しに苦労したりします。
一方、STAND BAR(スタンドバー)を使えば必要最小限の木材でウォールディスプレイを作れるので、この点は最大のメリットと言えます。
また、下地がないところを狙う取り付けなので、下地の強度にゆだねるDIYとは異なり、比較的安心して作業に取り組めるのも利点です。
- 床から立ち上げなくても壁面の途中に木材の支柱を作れるのがお洒落
- 必要な木材の量を絞れるので、無駄に長い木材を買わなくていい
- 使う木材が短く済むので、車での運搬や室内での取り回しがラク
- 撤去時は押しピンの針穴があいてるだけなので、賃貸でも補修が簡単
- 大したDIY工具がなくても誰でも簡単に木材の支柱を作れる
(インパクトドライバーはあった方がいい) - 商品はネットで簡単に注文できる
「STAND BAR」を使うデメリット
STAND BAR(スタンドバー)を使ったDIYは、少なからず壁面に「穴」を作ることになります。補修は簡単とはいえ、無傷ではありません。
一方、突っ張るタイプの「ラブリコ」や「ディアウォール」なら、壁面を傷つけることなくDIYができるのでそこは大きな違いです。
また、STAND BAR(スタンドバー)にはスターターキットや追加というパッケージがないので、同じ部品がめっちゃ余るのがちょっと残念です。
- ホームセンターなどであまり見かけないのでネット注文がメインになる
- スターターキッドと追加部材という販売がないので同じ部品がめっちゃ余る
- 1か所でも押しピンが下地に当たると全部抜いて位置をズラしてやり直し
- 賃貸なら撤去時、押しピンの跡をジョイントコーク等で補修が必要
「STAND BAR」に向いている人
STAND BAR(スタンドバー)は木材や棚板などを組み合わせて、自由にオリジナル収納やディスプレイを作ることができるDIYパーツなので、DIY初心者にもおすすめです。
木材や棚板の色や種類を変えることで、様々なデザインの壁面を作ることが可能。自分だけのスペシャルな空間を作りたい人に打ってつけです。
また、STAND BAR(スタンドバー)を使えば材料費が比較的安価にまとまります。とくに既製品を購入するよりも大幅なコストダウンが魅力!
スタンドバーに向いている人
- DIYが好きで、自分で手を動かして空間作りを楽しみたい人
- 賃貸物件に住んでいるため、壁に大きな穴を開けたくない人
- 空間をおしゃれに有効活用したい人
- 収納スペースを増やしたい人
- 部屋の雰囲気を変えたい人
- オリジナリティのある空間を作りたい人
- コストを抑えたい人
石こうボードに壁紙クロスを貼っただけの壁に飽きてる人は、ぜひSTAND BAR(スタンドバー)を使った壁面DIYに挑戦してみましょう!
で壁面ディスプレイを作るならコレ!
DIYまとめ:STAND BAR(スタンドバー)で空間を有効活用しよう!
STAND BARは、DIY初心者でも手軽に始められる壁面DIYパーツです。オリジナリティ溢れる空間を作ったり、収納スペースを増やしたり、部屋の雰囲気を変えたりと、様々な用途に活用できます。
ただし、細かい作業が苦手な人や時間がない人は、ちょっと難易度が高く感じるかもしれません。重たい物を収納したい場合は耐荷重や壁の強度にも十分な注意が必要です。
これまでのDIY経験や、時間、目的、設置場所などを考慮して、STAND BARが自分に合うかどうか判断することをおすすめします。
STAND BAR(スタンドバー)は、賃貸物件に住んでいる人やスペースを有効活用したい人にとって、超おすすめなDIYの手法です!
STAND BARを使ったアイディア!
- 壁面収納
棚やボックスで色々な収納を作る - ディスプレイ
写真や絵画などをカッコ良く飾る - オープンクローゼット
衣服をおしゃれに見せてしまう - ワークスペース
デスクを取り付けて作業コーナー
で壁面ディスプレイやってみよう!
DIYそれではまた!
楽しいガレージライフを♪
To Be Continued