難易度別にDIYでバイクガレージ作りを楽しむポイントおすすめ10選
理想のガレージライフへの想いを抱きつつ、予算やヴィジョンが乏しいために、なかなかバイクガレージ作りが進まないのが僕たち共通の悩み!
費用を浮かすためとか手作りしたいとかで、DIYに挑戦してみたいと思う気持ちも高まります。
実際、バイクガレージで活きるDIYは多岐に渡ります!
バイクガレージ作りとDIYの相性の良さは何となくイメージできても、具体的にどんな点がいいの?と整然としない人も多いはず。
ということで、
この記事のトピックは3つ!
- バイクガレージ作りにDIYを取り入れるメリットや向き不向き!
- バイクガレージ作りで「DIYを楽しむポイント」おすすめ10選!
- バイクガレージ作りでDIYの作業性を上げる為のアイテム選び!
といった内容について解説していきます。
この記事を読めば、様々なバイクガレージ作りの中に登場する「ここがDIYを楽しむポイント!」という焦点が見えてきます。
ぜひ、『バイクガレージ×DIY』成功の一歩を踏み出して行きましょう!
建設業会社員|二級建築士|愛車XL883L
バイクガレージが大好きな趣味ブロガー。住宅&建設業界で30年の現役会社員。2015年に木造30坪ガレージハウスを建てたスポスタ乗り。「作り手×売り手×買い手」としての経験を活かし、全方位的な視点で「バイクと楽しむガレージライフ」を提案するブログ『メリーガレージ!』を運営中。
- 当ページの情報は執筆時点によるものです。
- 最新情報については各リンク先をご参照ください。
ガレージライフを楽しもう!
とっておきのバイクガレージ作りにDIYを取り入れるメリットや向き不向き!
ガレージに置きたい収納ボックスやディスプレイとして飾りたい雑貨、あるいはガレージ作りそのものまで、DIYとバイクガレージの相性は抜群!
趣味としても最高なガレージ作りですが何かと注意も必要。ここでは、ガレージDIYで後悔しないための要点をまとめておきます。
ガレージDIYのメリットとデメリット!
暮らしにDIYを取り入れると日常がとっても豊になります。それが趣味と実益を兼ねたバイクガレージ作りならば、なおのこと楽しい限り。
それぞれのDIY対象の範囲によってメリットやデメリットが異なるので、ライフスタイルに合ったバイクガレージ作りを心がけましょう!
- 専門業者に頼む費用がかからない
- 趣向を考える時間がたっぷりある
- 長期間で楽しめる趣味となり得る
- 既製品にはない特別感を楽しめる
- 余計にお金がかかる場合もある
- 完成までの期間が長くなりがち
- 休日がDIY作業で潰れてしまう
- 構造的に違法建築となることも
工具から買い揃えると結構な金額になるし、業者の仕入れ値と同じ値段での材料調達は無理なので、結果的に高くつくこともしばしば。
専門性の高い範囲は業者に依頼するのも手です!
ガレージDIYが向いてる人と不向きな人
ガレージDIYは誰にでもお勧めできるものではありません。得手不得手もあるので、結果的に頓挫しないよう、念入りに実現性を吟味しましょう。
大切なことは、不向きだから諦めるのではなく、挑戦できるかどうか。また、自分で向いていると過信するのも危険なので注意が必要です。
- イメージに合う市販品が見当らない人
- 工作やものづくりが好きな人
- 過去に類似系のDIY経験がある人
- DIYに適した工具を買い揃えてる人
- 電動工具や大工道具に興味がある人
- 完成のイメージを思い描ける人
- 完成までの工程を捉えられる人
- 時間をたっぷりかけたい人
- 仕上がりが粗くても自分でやりたい人
- 完成はずっと後でも良いと考える人
- 市販品や既製品で十分だと思える人
- 工作やものづくりが苦手な人
- 今まで一度もDIY経験がない人
- 電動工具や道具に全く興味がない人
- 説明書や図面を読むのが苦手な人
- 完成イメージが思い浮かばない人
- 完成までの日程を捉えられない人
- DIYをする時間や場所がない人
- プロの仕上がりの方が良いと思う人
- 手っ取り早く完成品が欲しい人
バイク乗りはいつも「プライスレスな経験」を求めがち。どこからどこまでをDIYとするか、出来そうなところから挑戦してみよう!
向き不向きは場合による事も多いので、対象範囲の見極めが大切!
ガレージDIYでオリジナルを楽しもう!
ある程度整った空間としたいなら既製品やプロの業者に任せるのが無難ですが、唯一無二のオリジナル空間を作りたいならDIYは外せません!
ここで、メリットやデメリット、向き・不向きなどを超越したガレージDIYを楽しむコツについてまとめてみたので参考にしてください。
ガレージDIYを楽しむコツ!
- 専門的な分野はプロに相談してDIYの範囲をあらかじめ決めておく
- 欲しいガレージスタイルを明確にして「これじゃない感」を無くす
- 自分でできるイメージがあるならチャレンジ精神で挑戦してみる
- 材料選びや電動工具など、DIY道具を大切に長い趣味として捉える
- すぐに結果を求めず手間がかかる時間ですらも楽しんで取り組む!
箱ものはプロに依頼して、室内をDIYというパターンが多いかも!
ガレージ作りの関係法令に注意して、後悔しないバイクガレージライフを手に入れましょう!
バイクガレージ作りで「DIYを楽しむポイント」おすすめ10選!
最初から全部プロに頼んだり既製品で揃えたりするよりも、もっとオリジナル感を出すために、バイクガレージだからこそ楽しめるDIYがあります。
本章では、様々なバイクガレージ作りの中で登場する「ここがDIYを楽しむポイント!」に焦点を当てて、難易度別に解説していきます。
①簡易型バイクガレージを組み立てる
(4.0)
挑戦のしやすさ簡易型バイクガレージは、組み立てた骨組みにシートを被せて固定した、キャンプテントのような雰囲気も併せ持つガレージ空間が特徴です。
1人で組み上げるのはなかなか困難ですが、仲間や家族の応援を得て是非とも最初から最後まで自力で作り上げたいバイクガレージ!
ここがDIYのポイント!
DIYというよりは「組み立て」の部類で完結と思われがちですが、整地や配線、排水処理や収納棚など、何かと対応力が必要になります。
簡易型ガレージの解説はこちら!
②物置型バイクガレージを組み立てる
(3.0)
挑戦のしやすさ物置型ガレージは、現地でプレハブユニットを組み立てる最もポピュラーな形式のバイクガレージで、多くのライダーに昔から愛されています。
ブロックを置いて不陸正整し、説明書に従って床から順に組み上げていきます。脚立を用いた高所作業もあるので安全性の確保も重要です。
ここがDIYのポイント!
シャッターや外壁にペイントやロゴマークを施したり、内装に木板をビスで固定するなど、量産的なデザインの払拭が腕の見せどころ!
なお、土間タイプの物置型ガレージなら段差がなくてバイクの出し入れが楽ですが、DIYの難易度が格段に上がります。
物置型ガレージの解説はこちら!
③敷地にバイクガレージ小屋を建てる
(0.5)
挑戦のしやすさ敷地内に土間を打って基礎を立ち上げ、土台から柱、屋根や壁、建具など、建物としての全てを作り上げる、いわゆる「ガレージ小屋」です。
バイク乗りなら誰でも憧れる空間ですが、通常は専門業者に依頼するもの。組立キットが販売されているのでDIY上級者は挑戦してみる価値あり!
ここがDIYのポイント!
建築基準法や有資格作業が関わってくるので無茶は禁物。諸条件をクリアした上でDIYの範囲を明確にし、長期的なスパンで計画しましょう。
別棟型ガレージの解説はこちら!
④リフォームでガレージハウスにする
(1.5)
挑戦のしやすさ住まいの一部をリフォームでインナーガレージに変えてしまう手法。優しくはないですが、決して素人が手を出せない範囲ばかりではないです。
構造に際する重要な部分は専門業者に依頼して、その後の空間仕上げについてはゆっくりとDIYに取り組むことでコスト削減にも繋がります。
ここがDIYのポイント!
工事中の防犯対策や災害対策の他、電気配線など有資格作業にも注意!無難なデザインよりも、DIYに挑戦する価値を高めるアイディアで勝負!
無料見積サイトでアイディアを比較してみよう!
住宅型ガレージの解説はこちら!
⑤ガレージの壁を収納で有効活用する
(4.0)
挑戦のしやすさ狭くなりがちなバイクガレージでは、壁面の有効活用が使い心地の決め手となります。収納したいモノに合わせた収納タイプを考えましょう!
人気の有孔ボードやスノコは、フックや小棚のレイアウトが多彩です。また、一枚板を直接取り付けた飾り棚もシンプルでおしゃれに映えます。
ここがDIYのポイント!
既存部分に後付けとなるDIYでは、下地の位置を捉えることが重要です。木材や金属、コンクリートなど壁の材質にあった工具の選定も必須!
壁面収納の解説はこちら!
⑥ガレージに特製収納ボックスを作る
(4.5)
挑戦のしやすさおしゃれなボックス収納の実現には、モノを出し入れする実用性と、配置するボックス自体が持つデザイン性の両面からアプローチすることが大切。
市販品で理想のボックスがなかなか見つからない場合は、もう自分で作っちゃうしかない!手作り感が良く映えるのもバイクガレージの特性です。
ここがDIYのポイント!
木や金属、プラなどの素材選定には完成後の使用イメージが大切!ペイントやロゴマークなら失敗しても何度でも塗り直せるので、大胆に攻めたい!
ボックス収納の解説はこちら!
⑦ガレージの内装を好きに貼り替える
(2.5)
挑戦のしやすさ既存の内装材を剝がすか、上から貼り重ねるかの二択。いずれ、比較的安全にガレージインテリアの模様替えを楽しむことができる手法です。
波板や縦張りサイディング、木板の横張りなど、仕上げ材の選択肢は意外と豊富!好みの素材感やカラーリングでガレージの雰囲気を高めましょう!
ここがDIYのポイント!
二重貼りのビス打ちは壁の中の電気配線に要注意です。また、サッシなど開口部との取り合いをどう収めるかについては、事前にしっかり検討!
ガレージインテリアはこちらでも解説!
⑧ガレージのエクステリアにこだわる
(3.5)
挑戦のしやすさ外壁の塗装やサイディングの張替え、ガレージドアの交換、アプローチの土間やタイルなど、エクステリア周りにも気を配るのがガレージDIY!
どうしても後回しになりがちですが、それでも最初から外観の完成形をイメージしておけば、後々ブレずにDIYに取り組むことができます。
ここがDIYのポイント!
雨風にさらされる厳しい環境下でも耐え得る材料選定が必至!できるだけ汚れにくい仕様やデザインにすることでメンテを楽にしましょう。
ガレージドアの解説はこちら!
⑨既製品をオリジナルにカスタムする
(4.0)
挑戦のしやすさ家具のリメイクをはじめ、市販品に手を加えるのはガレージDIYの原点です!ペイントを施したりパーツを加えた機能の拡張など楽しさ満載!
普段からショップ巡りを趣味にしておくと、ものづくりの場面でインスピレーションが湧きやすく、材料集めやアイディアの幅が広がります。
ここがDIYのポイント!
100円ショップやホームセンターは、素材知識やアイディアの蓄えに持って来い!出来るだけ安くも、存分に手間を掛けたオリジナルを作りたい!
アルミコンテナのカスタムはこちら!
例えば⑩バイクモチーフをハンドメイドする
(5.0)
挑戦のしやすさ要らなくなったバイクの部品も、捨ててしまうにはもったいないと思うのがバイク好きの悲しい性。どうせならハンドメイドの材料に活かしたい!
廃タイヤもカットして小さな板に張り付ければコースターになるし、不要なチェーンも吊り下げディスプレイのアクセントにばっちりです。
ここがDIYのポイント!
ガレージの雰囲気を損なわない素材選定が大切!機能的な意味が加わるとさらにカッコいいですが、飾りのオブジェなら何も気にせず作るのもアリ。
『バイクガレージ×DIY』の楽しみ方が無限に広がります!
バイクガレージ作りでDIYの作業性を上げる為のアイテム選び!
たくさんの工具や道具があればあるほど、DIYの幅を広げることが出来ます。しかしそれが置き場に悩む荷物となってしまっては困りもの。
ここでは、完成したバイクガレージに収納しても良さげな、比較的コンパクトであったら便利な電動工具や道具類の厳選アイテムをご紹介!
インパクトドライバー
HiKOKI(ハイコーキ)は八王子工務店でお馴染み、タレントのヒロミさんをイメージキャラクターに起用していることでも有名です。
今回ピックアップした商品の特筆すべき点は、バッテリー電池が10.8Vながら最大トルク110Nmを引き出し、最大回転数2700rpmを実現しているところ。
さらにリチウム電池を採択することで1.1kgという軽量化を図り、ヘッド長さ150㍉という取り回しの良さもガレージDIYには持って来いです!
電動丸ノコ
精度を求める木材のカットには、取り回しの良い電動丸ノコが欠かせません。しかし安全面でしっかりとカバーの付いた製品を選びたいところ。
Amazonのカテゴリ「マルノコ」でベストセラー第1位ハイコーキの丸ノコは、のこ刃径165㍉、切り込み深さ57㍉で、DIY初心者にもおすすめ!
ワンタッチレバーによる切り込み調整や、木材の上を滑らかに切り進むアルミベース、一定の幅を保つガイドピースなど使いやすさ抜群です。
電工ドラム
電工ドラムはDIY作業に用いるだけでなく、コンセント不足となりがちなバイクガレージにおいては大切な電源としても重宝されます。
HATAYA(ハヤタ)とGranGear(グランギア)のコラボで発売されるコードリールなら、ブラック塗装と心地よいアルファベットが何ともお洒落!
屋外防雨型なのでエクステリアにおけるDIYや、常時点灯させたいガーデンイルミネーションの電源としても使えます。性能は安定のハヤタ製!
ガレージのコンセント計画はこちらで解説!
作業台
近畿圏を中心にホームセンターの雄として君臨するコーナンは、オリジナルシリーズでDIY初心者にもやさしい作業台を展開しています。
フラットに折り畳めるので収納や持ち運びに便利。天板には工作物の大きさや形に合わせて、角度もしっかり固定するキャッチ部材が付いています。
作業台はDIYに便利なアイテムですが、実は作業台自体のカスタムもDIYのポイントです。自分好みに使いやすくアレンジしていく楽しさも魅力!
工具入れ
電動工具などは専用ケースが付いていたりしますが、手回し用のドライバーやスパナ、ニッパーなどの工具は何かと散らかってしまいがち。
ハードケースなツールボックスも良いですが、バイクガレージの雰囲気を損なうカラーリングや質感のデザインは避けたいところです。
tool zoneが展開する「ツールロール」なら、安価なポリエステル製ながらカッコいいミリタリー調のデザインと、取り出しやすさで満足度高め!
まとめ:バイクガレージ作りはDIYを織り交ぜて楽しんでこう!
どんなにDIYの心得がある上級者でも、バイクガレージのすべてに取り掛かるのは至難の業。そこには関係法令も絡んできます。
それぞれのバイクガレージ作りで、難易度に合った自分なりのDIYポイントを楽しみながら、ガレージライフの1つとして満喫するのがおすすめ!
バイクもDIYも長い趣味として楽しんで行こう!
愛車を大切に仕舞いたいバイクガレージ作りの中で、DIYを「飽きずに諦めずに長く」楽しんでいく大切なポイント10個についてまとめます。
ガレージをDIYで楽しむポイント10選!
- 簡易式バイクガレージを組み立てる
- 物置型バイクガレージを組み立てる
- 敷地にバイクガレージ小屋を建てる
- リフォームでガレージハウスにする
- ガレージの壁を収納で有効活用する
- ガレージに特製収納ボックスを作る
- ガレージの内装を好きに貼り替える
- ガレージのエクステリアにこだわる
- 既製品をオリジナルにカスタムする
- バイクモチーフをハンドメイドする
さあ!
『ガレージ×DIY』のライフスタイルを楽しもう!
それではまた!
楽しいガレージライフを♪
Fin